UPDATE1: 11月米ミシガン大消費者信頼感指数速報値は57.9、インフレ期待が大幅低下
[ニューヨーク 14日 ロイター] ロイター/ミシガン大学の調査した11月の米
消費者調査・速報値は57.9と前月の57.6から予想外に上昇した。ガソリン価格下
落によるインフレ期待の大幅低下が目立った。
ロイター調査による信頼感指数のエコノミスト予想の中央値は56.0だった。
クレディ・スイスの米金利ストラテジスト、カール・ランツ氏は「消費者の見通しは非
常に暗い。失業率は上昇し、信頼感は低く、賃金の伸びは非常に弱い」と指摘。「唯一の
明るい兆候はガソリン価格だ。特に住宅や株式で資産が目減りしていることを踏まえると、
消費者はガソリン購入で浮いた分をできる限り貯蓄に当てているようだ」と話した。
消費者調査では「ガソリン価格低下と小売業界の大幅値下げにより、消費者の経済状況
に対する見方は若干改善した。一方、失業率上昇と深まる景気後退で、今後への期待感が
抑えられている」との見方が示された。
11月の消費者期待指数は55.7と、前月から低下し7月以来の低水準となった。
今後1年のインフレ見通しを示す指数は2.9と前月から低下し、2006年12月以
来の水準となった。単月での低下は、05年11月以来最大となった。
調査によると、インフレ率の低下を予想する見方が目立ち、11月初めの時点では消費
者の37%が向こう1年間にインフレ率がゼロとなるか、デフレになると予想している。
また過去最高となる97%の消費者が景気後退入りしたの見方を示した。
詳細は以下のとおり。
11月速報 10月 9月 8月 7月
消費者信頼感指数 57.9 57.6 70.3 63.0 61.2
景気現況指数 61.4 58.4 75.0 71.0 73.1
消費者期待指数 55.7 57.0 67.2 57.9 53.5
1年インフレ 2.9 3.9 4.3 4.8 5.1
5年インフレ 2,9 2.9 3.0 3.2 3.2
*調査・作成はミシガン大学
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