欧州株式市場サマリー(6日)

2008年 11月 7日 05:04 JST
 
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                           (カッコ内は前営業日比)

FT100種総合株価指数(ロンドン).FTSE

 終値      4272.41(‐258.32)

前営業日終値   4530.73(‐108.77)

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クセトラDAX指数(フランクフルト).DAX

 終値      4813.57(‐353.30)

前営業日終値   5166.87(‐111.17)

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CAC40種平均指数(パリ).FCHI

 終値      3387.25(‐230.86)

前営業日終値   3618.11(‐72.98)

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 <ロンドン株式市場> 急続落。指数は5.7%低下した。イングランド銀行(英中銀)

が予想外の1.5%利下げを行ったにもかかわらず投資家の不安は根強く、下げ止まらな

かった。

 利下げ発表後は一時的に買いが入ったものの、その後投資家の間で、金融危機が経済に

どの程度悪影響を及ぼすかが材料視され、再び売り優勢となった。

 優良銘柄は年初以降、価値にして約34%を失った。クレジット危機が世界の成長にブ

レーキをかけつつ、金融システムに多額の損失をもたらしている。

 バークレイズのストラテジスト、ヘンク・ポッツ氏は「(大幅利下げは)長期的にみて

明らかに好材料だが、くしくも経済が足元、絶望的な状況にあることを示している。当局

は事態の好転に向け歴史的に思い切った行動をとるよう迫られている」と述べた。

 銀行株の下げが目立ち、バークレイズ(BARC.L: 株価, 企業情報, レポート)、HSBC(HSBA.L: 株価, 企業情報, レポート)、ロイズTSB

(LLOY.L: 株価, 企業情報, レポート)、ロイヤル・バンク・オブ・スコットランド(RBS.L: 株価, 企業情報, レポート)に売りが出た。

 ドル高が金属価格を圧迫するなか、リオ・ティント(RIO.L: 株価, 企業情報, レポート)、BHPビリトン(BLT.L: 株価, 企業情報, レポート)が

安い。ベダンタ・リソーシズ(VED.L: 株価, 企業情報, レポート)は20.5%急落。上半期の利益は24.7%減少

した。

 ヘッジファンド大手マン・グループ(EMG.L: 株価, 企業情報, レポート)も31.2%急落。4─9月期の税引き前

利益は前年同期比24%減の6億2200万ドルになった。投資収益に応じて支払われる

手数料の減少や償却費の計上が響いたという。

 <欧州株式市場> 大幅続落。欧州中央銀行(ECB)とイングランド銀行(英中銀)

による利下げにも関わらず、景気後退懸念に圧迫され、銀行・エネルギー株を中心に売り

が出た。

 ECBはこの日の理事会で、予想通り50ベーシスポイント(bp)利下げした。これ

により、政策金利は2年ぶり低水準となった。一方、英中銀は予想を大幅に上回る150

bpの利下げに踏み切った。1981年以来の大幅な利下げ幅となったが相場の支援材料

とはならなかった。

 複数のセクターで大型株が売られた。金融HSBC(HSBA.L: 株価, 企業情報, レポート)は4.1%安、通信ボーダ

フォン(VOD.L: 株価, 企業情報, レポート)は7.8%安、石油BP(BP.L: 株価, 企業情報, レポート)は約6%安、フランス電力公社(EDF)

(EDF.PA: 株価, 企業情報, レポート)は6.3%安。

 FTSEユーロファースト300種指数は55.11ポイント(5.78%)

安の898.13。

 DJユーロSTOXX50種指数.STOXX50Eは168.61ポイント(6.22%)

安の2542.04。

 銀行株の下げがとりわけ目立った。利下げに支援されるとみられていたものの、景気懸

念に圧迫された。

 UBS(UBSN.VX: 株価, 企業情報, レポート)は約8%安、サンタンデール(SAN.MC: 株価, 企業情報, レポート)は6%安、クレディスイス

(CSGN.VX: 株価, 企業情報, レポート)はが約7%安。

 他の金融株では、ヘッジファンド大手マン・グループ(EMG.L: 株価, 企業情報, レポート)が31.2%安。顧客に

よるファンドの清算が進む可能性をめぐる懸念が背景。

 アクサ(AXAF.PA: 株価, 企業情報, レポート)は9.2%安。資産管理部門の不振が響き1─9月期が減収となった

ことを嫌気した。

 トリシェECB総裁は利下げを決定した理事会後の会見で、年内の追加利下げの可能性

を示唆した。総裁はインフレリスク低下の見込みを示したが、相場の押し上げ材料にはな

らなかった。

 ウィリアムズ・ドゥブローのリサーチ主任、ジム・ウッドスミス氏は、英中銀による予

想外に大幅な利下げについて「今回の決定は前例がないもので、市場は当面混迷するだろ

う。ある意味で(利下げは)朗報だが、身動きがとれない状況を確認する格好となった」

と述べた。

 石油株はロイヤル・ダッチ・シェル(RDSa.L: 株価, 企業情報, レポート)とレプソル(REP.MC: 株価, 企業情報, レポート)が約7%安、トタル

(TOTF.PA: 株価, 企業情報, レポート)が5.9%安。

 銅相場の下落を背景に、鉱山のリオ・ティント(RIO.L: 株価, 企業情報, レポート)、BHPビリトン(BLT.L: 株価, 企業情報, レポート)、エク

ストラータ(XTA.L: 株価, 企業情報, レポート)は約14%安。ベダンタ・リソーシズ(VED.L: 株価, 企業情報, レポート)は20%超安。上半期利

益が24.7%減となったことを嫌気した。                          

                            [東京 7日 ロイター]

 
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