ユーロ圏金融・債券市場・終盤=独連邦債先物が下落、英国債の下げが圧迫
(カッコ内は先物が欧州市場の前営業日終値比、現物が前営業日終盤)
先物 現物利回り
3カ月物ユーロ(9月限) 99.070 (+0.005) 0.429(0.440)
独連邦債2年物 1.238(1.185)
独連邦債10年物(9月限) 121.95 (‐0.21) 3.307(3.266)
独連邦債30年物 4.111(4.074)
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[ロンドン 9日 ロイター] ユーロ圏金融・債券市場は独連邦債先物が下落。イン
グランド銀行(英中央銀行)が資産買い入れプログラムの規模を拡大しなかったことを背
景に英国債が大幅に売られ、相場を圧迫した。
英中銀はこの日、政策金利の据え置きを発表。資産買い入れプログラムは現行の
1250億ポンドに据え置いた。市場では英国債の購入規模拡大が予想されていた。
インベステックのエコノミスト、デビッド・ページ氏は「量的緩和プログラムを拡大し
ないとの英中銀の発表に市場は反応した。(資産購入規模の据え置きは)サプライズとな
った」と述べた。
欧州中央銀行(ECB)理事会メンバーのノボトニー・オーストリア中央銀行総裁は、
2011年以降に欧州経済がプラス2―3%の成長を取り戻す可能性があるとの見方を示
した。また、景気後退は終息していないと述べた。
1515GMT時点で、独連邦債先物9月限FGBLc1は19ティック安の121.97。
テクニカル面で重要な水準となる100日移動平均の122.07を下回った。前日は
122.49と9週ぶりの高値を付けていた。
独連邦債10年物EU10YT=RR利回りは3ベーシスポイント(bp)上昇し3.296
%。同2年物EU10YT=RR利回りは約5bp上昇し1.232%となった。
英国債先物9月限FLGU9は1ポイント超下落した。
ロイズTSB(ロンドン)の市場エコノミスト、ケネス・ブロー氏は「英中銀が8月6
日の金融政策委員会(MPC)会合で資産買い入れプログラムの規模拡大について判断を
下すまでは、債券市場にとって苦しい数週間となるだろう」と述べた。
独連邦債10年物は英国債10年物GB10YT=RRに対してアウトパフォームした。利回
り格差は一時50bpと4カ月ぶりの水準に拡大した。
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