東南アジア株式=総じて下落、景気回復懸念で
[バンコク 16日 ロイター] 16日の東南アジア株式市場は軒並み下落した。世界的な景気回復の進展をめぐる懸念から、シンガポール市場は約3週間ぶり安値、ジャカルタおよびバンコクの両市場は2週間ぶり安値をつけた。
UOBケイアヒン証券の関係者は「(東南アジアの)各市場では今後も引き続き慎重な動きが続く。世界経済の復調をめぐる楽観論は後退している」と指摘した。
シンガポール市場.FTSTIの終値は1.2%安と5月28日以来の安値。ジャカルタ市場.JKSEは1.9%安、バンコク市場.SETIは2.7%安。ホーチミン市場.VNIは3営業日続落の4.4%安と2週間ぶり安値。クアラルンプール市場は1.6%安と9日以来の安値。マニラ市場.PSIも1.6%安。
シンガポールでは不動産開発大手のキャピタランド(CATL.SI: 株価, 企業情報, レポート)が2.2%、銀行大手のDBSグループ(DBSM.SI: 株価, 企業情報, レポート)が1.3%、それぞれ値を下げた。シンガポール航空(SIAL.SI: 株価, 企業情報, レポート)は1.1%安。一方、シンガポール・テレコム(シングテル)(STEL.SI: 株価, 企業情報, レポート)は4.1%上昇。UBSは同社の投資判断を「ニュートラル」から「バイ」に引き上げた。
クアラルンプールでは銀行大手のメイバンク(MBBM.KL: 株価, 企業情報, レポート)が4.1%安、プランテーション大手のサイム・ダービー(SIME.KL: 株価, 企業情報, レポート)は2.8%安。ジャカルタでも銀行大手のバンク・ラクヤット・インドネシア(BBRI.JK: 株価, 企業情報, レポート)が5.2%安、通信大手のテレコムニカシ・インドネシア(TLKM.JK: 株価, 企業情報, レポート)は2.6%安。
このほか、バンコクではタイ石油会社(PTT)PTT.BKが3.2%安、バンコク銀行BBL.BKが3.3%安。マニラではフィリピン最大のコングロマリット(複合企業)のアヤラ・コーポレーション(AC.PS: 株価, 企業情報, レポート)が4.2%安。ホーチミンではベンチェー水産ABT.HMが4.7%安。
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