東南アジア株式=そろって反発、大型株に値ごろ感の買い
[バンコク 19日 ロイター] 週末19日の東南アジア株式市場では、大型株が値ごろ感から買われ、シンガポール市場の株価は7日ぶりに反発したほか、バンコク市場でも値上がりに転じた。
前日発表された米国の新規失業保険申請件数や鉱工業生産統計の内容が、深刻な世界経済のリセッション(景気後退)から回復し始めたという、さらなる証拠を示したとの見方からアジア市場で投資マインドが改善し、東南アジア株の上昇につながった。
アナリストらは、東南アジア株が最近値下がりしたことで割安銘柄が出ているものの、投資家は引き続き新たな買い材料を探していると指摘している。来週開かれる米連邦公開市場委員会(FOMC)が、世界経済の先行きに関して買い材料をもたらすかもしれない。
BFIT証券調査部門トップのスリアジ氏は「来週のFOMCでいくらか方向性が出ること含め、新規材料が欠ける中で株価は乱高下する公算が大きい」と語った。
バンコク市場ではこの日SET指数.SETIが3%超上昇し、前日までの4日間で9.6%下げた分の一部を取り戻した。
個別銘柄では、バンコク銀BBL.BKが5%、アユタヤ銀BAY.BKは3%超それぞれ上昇。また原油価格CLc1がこの日、1バレル=72ドルに向けて上伸したことを背景にタイ石油PTT.BKが4%高、その子会社のPTTエクスプロレーション(PTTE.BK: 株価, 企業情報, レポート)は4.3%高で引けた。
一方、シンガポール市場のストレーツ・タイムズ指数(STI).FTSTIは1.6%高。キャピタランド(CATL.SI: 株価, 企業情報, レポート)が1.4%、ノーブル・グループ(NOBG.SI: 株価, 企業情報, レポート)が9.6%それぞれ上げた。
クアラルンプール市場は4日ぶりに小反発し、0.5%高となった。このほか、ジャカルタ市場.JKSEも2%高となったほか、フィリピン.PSI、ベトナム市場.VNIも他市場の株高に追随した。
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