欧州株式市場=4営業日続伸し2週間ぶり高値、金融・商品株買われる
[ロンドン 9日 ロイター] 欧州株式市場は4営業日続伸。金融・コモディティ(商品)株への買いが膨らみ、FTSEユーロファースト指数は終値ベースでは2週間ぶり高値をつけた。週末の20カ国・地域(G20)財務相・中央銀行総裁会議は景気回復が確認されるまで政策支援を継続する方針を明確にした。
FTSEユーロファースト300種指数は19.70ポイント(1.98%)高の1012.23。終値としては10月22日以来の高値となった。また1000を超えて引けたのは10月23日以来となる。
DJユーロSTOXX50種指数.STOXX50Eは65.86ポイント(2.36%)高の2860.11。
G20は7日に発表した声明で、危機への協調対応により経済・金融状況は改善したものの、世界経済の回復は一様でなく、政策支援に依存しているとの認識を示した。また、高水準の失業を懸念要因と指摘、景気回復が確認されるまで政策支援を継続する方針も明らかにした。
銀行株が主に株価指数の上昇を主導した。
バークレイズ(BARC.L: 株価, 企業情報, レポート)は1.9%高、HSBC(HSBA.L: 株価, 企業情報, レポート)は1.3%高、ウニクレディト(CRDI.MI: 株価, 企業情報, レポート)は5.3%高。いずれも週内に業績報告を行う。
BNPパリバ(BNPP.PA: 株価, 企業情報, レポート)、サンタンデール(SAN.MC: 株価, 企業情報, レポート)、クレディ・スイス(CSGN.VX: 株価, 企業情報, レポート)、ドイツ銀行(DBKGn.DE: 株価, 企業情報, レポート)、ソシエテ・ジェネラル(SOGN.PA: 株価, 企業情報, レポート)は2.3─4.1%高。
欧州銀行株指数は3月安値から165%超上昇している。
DAX・NEWボラティリティ指数は4.4%低下し2週間ぶりの低水準をつけた。リスク選好の動きが高まっていることが示された。
保険アリアンツ(ALVG.DE: 株価, 企業情報, レポート)は4.3%高。予想を上回る第3・四半期利益が好感された。
アリアンツの決算は保険セクター全体を押し上げ、DJSTOXX欧州保険株指数は2.7%高。
プルーデンシャル(PRU.L: 株価, 企業情報, レポート)は5.2%高、アクサ(AXAF.PA: 株価, 企業情報, レポート)は0.4%高。
製菓大手キャドバリー(CBRY.L: 株価, 企業情報, レポート)は0.4%高。米総合食品大手クラフト・フーズ(KFT.N: 株価, 企業情報, レポート)は、キャドバリーに対する買収提案を敵対的買収に切り替えたが、条件は変更しなかった。
ドル安を背景に金現物XAU=が1100ドルを超え最高値を更新する中、商品株が値上がりした。銅MCU3や他の金属価格も上昇した。
鉱山株ではBHPビリトン(BLT.L: 株価, 企業情報, レポート)、アングロ・アメリカン(AAL.L: 株価, 企業情報, レポート)、アントファガスタ(ANTO.L: 株価, 企業情報, レポート)、リオ・ティント(RIO.L: 株価, 企業情報, レポート)、エクストラータ(XTA.L: 株価, 企業情報, レポート)は4.2─5%高。
原油先物CLc1が3%超上昇したことで、石油株のBP(BP.L: 株価, 企業情報, レポート)、ロイヤル・ダッチ・シェル(RDSa.L: 株価, 企業情報, レポート)、トタル(TOTF.PA: 株価, 企業情報, レポート)、スタトイル・ハイドロ(STL.OL: 株価, 企業情報, レポート)が高い。
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