ユーロ圏金融・債券市場・終盤=上昇、材料欠くなか値動き荒い展開
(カッコ内は先物が欧州市場の前営業日終値比、現物が前営業日終盤)
先物 現物利回り
3カ月物ユーロ(12月限) 99.265 (+0.000) 0.468(0.447)
独連邦債2年物 1.340(1.308)
独連邦債10年物(12月限) 122.60 (+0.12) 3.251(3.266)
独連邦債30年物 3.944(3.948)
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[ロンドン 20日 ロイター] ユーロ圏金融・債券市場は上昇。高利回りのユーロ
圏国債が売られ、安全資産とされる独連邦債10年物に買いが入った。ただ、新たな材料
を欠くなか、値動きの荒い展開となった。
重要指標の発表がなかったことを背景に、ウクライナのソブリン債券やソブリン保証付
き債務のデフォルトリスクをめぐる憶測に金融市場は反応した。しかしアナリストは、突
然の逃避につながるような新たな動向はないとしている。
こうした状況のなか、域内で最も安全かつ流動性が高いとみなされる独連邦債が最も選
好された。ただ、一時売りが優勢となる場面もあった。
ロンドンのあるトレーダーは「指標の発表がないなか、憶測に翻弄(ほんろう)され値
動きの荒い1日だった」と述べた。
独連邦債先物12月限FGBLZ9は122.64と5週間半ぶりの高値をつける場面もあ
ったが、その後一時122.21まで下落した。清算値は前日から8ティック上昇の12
2.56。週間では124ティック高となった。
出来高は60万枚強にとどまった。
指標独連邦債10年物EU10YT=RR利回りは1.5ベーシスポイント(bp)低下し
3.252%。同2年物EU2YT=RR利回りは3.3bp上昇し1.338%となった。
2・10年物利回り格差は5bp近く縮小し191.4bp。
欧州中央銀行(ECB)は、資金供給オペの担保として受け入れている資産担保証券
(ABS)の格付け基準を2010年3月より厳格化すると発表したが、市場は反応薄だ
った。
モニュメント証券のストラテジスト、マーク・オズワルド氏はこのニュースについて
「市場への短期的影響はない」と述べた。
来週は、ドイツ・イタリア・オランダで総額130億ユーロ規模の国債入札が実施され
る。また、米財務省は総額1180億ドルの2・5・7年債入札を行う。
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