欧州市場サマリー(2日)
1335GMT 1日終盤
ユーロ/ドルEUR= 1.2811 1.2811
ドル/円JPY= 84.220 84.420
ユーロ/円EURJPY= 107.93 108.14
2日終値 前営業日終値
株 FT100 5371.04(+4.63) 5366.41
クセトラDAX 6083.85(‐0.05) 6083.90
金 現物午後値決め 1248.50 1246.50
先物 現物利回り
3カ月物ユーロ(9月限) 99.130 (+0.005) 0.271(0.275)
独連邦債2年物 0.614(0.611)
独連邦債10年物(9月限) 132.61 (‐0.62) 2.285(2.218)
独連邦債30年物 2.885(2.783)
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<為替> ユーロが対ドルで小幅高。スペインやフランスの国債入札が底堅い結果とな
り、株価も世界的に安定して推移していることが背景となっている。
ただ、翌日の米雇用統計発表を控え、投資家の間では警戒感が根強い。
<株式> ロンドン株式市場は小幅続伸。3日に8月米雇用統計の発表を控え様子見ム
ードが強く、商いは薄かった。
FT100種総合株価指数.FTSEは4.63ポイント(0.09%)高の
5371.04。出来高は90日平均の73%だった。
ソフトウエア会社オートノミーAUTN.Lが5.2%高と急伸。トレーダーによると、同
社をめぐり米マイクロソフトMSTF.Oとオラクル(ORCL.O: 株価, 企業情報, レポート)が買収合戦を始める可能性があ
るとのニュースが背景にある。
防衛機器大手BAEシステムズ(BAES.L: 株価, 企業情報, レポート)も3.7%上昇。装甲車両カイマンMRAPに
ついて6億2900万ドル規模の受注契約を結んだ。
前日買い進まれた鉱山セクターは軟調。ロンミン(LMI.L: 株価, 企業情報, レポート)が1.9%、ア
フリカン・バリック・ゴールド(ABGL.L: 株価, 企業情報, レポート)が1%それぞれ下落した。シティが2社の投資判
断を「バイ」から「ホールド」に引き下げた。
欧州株式市場は、前日に大きく上げた後の一服感から、ほぼ横ばいで終了した。
FTSEユーロファースト300種指数.FTEU3終値は0.84ポイント(0.08%)
安の1054.85。
DJユーロSTOXX50種指数.STOXX50Eは0.08ポイント(0.00%)安 の
2715.19で引けた。
この日に発表された米経済指標では、7月の住宅販売保留指数が予想外に上昇。7月の
製造業新規受注は増加し、新規失業保険週間申請件数は減少した。ただ8月の米雇用統計
の発表を明日に控え、市場では警戒感が高まっている。
グローバル・エクイティーズの経済調査部門を統括するマーク・トウアティ氏は「景気
が二番底に陥るとの懸念にかられた売りが行き過ぎだったことが、前日に反発したことで
裏付けられた。ふたを開けてみれば、経済指標はそれほど悪くなかった」と述べた。
「明日の米雇用統計の中身はまちまちになる」予想しながらも「先を見ると、これから
出てくるニュースは改善するとみられる。企業合併・買収(M&A)活動を見てもわかる
とおり、株式相場の現在の水準は買いを入れる格好の機会を提供している」とした。
前日に2.9%上昇したFTSEユーロファースト300種指数は、8月上旬の高値か
らは依然として2.1%低い水準にある。
この日は建設関連株が上昇。CRH(CRH.I: 株価, 企業情報, レポート)とサンゴバン(SGOB.PA: 株価, 企業情報, レポート)が共に1%高。ラフ
ァルジュ(LAFP.PA: 株価, 企業情報, レポート)は0.7%、ハイデルベルクセメント(HEIG.DE: 株価, 企業情報, レポート)は2.3%上昇した。
<ユーロ圏債券> 期間が長めの独連邦債利回りが上昇し、イールドカーブがスティー
プ化した。スペインの国債入札が順調に消化されたことやユーロ圏と米国の経済指標を背
景に、景気の二番底懸念が一部後退した。
欧州中央銀行(ECB)は、主要政策金利を過去最低の1%に据え置くと発表。流動性
供給措置の延長も決定した。
クレディ・アグリコルの金利ストラテジスト、デビッド・キーブル氏は「ECBはなす
べきことをした」と述べ、「(ECBは)流動性の反転にかじを切っているがそれほど厳
格ではない。(今回の決定は)特にアイルランドの銀行をめぐる問題など、一部の懸念を
取り除いた」と述べた。
同日発表されたユーロ圏経済に関するECBスタッフ予想で2010年・11年の成長
率予想が上方修正されたことも、独連邦債を圧迫した。
トリシェECB総裁は、景気の二番底の可能性はないとの認識を示した。
あるトレーダーは「これを受けてユーロ圏周辺国への関心が高まった」と述べた。
独連邦債先物9月限FGBLc1は一時132.44と8月20日以来の水準に下げた。清
算値は51ティック安の132.72。
8月の利回り低下を主導した独連邦債30年物は、利回りが10ベーシスポイント
(bp)近く上昇し2.873%。これを受け10・30年物の利回り格差は59bpと、
8月24日以来の水準に拡大した。
シティのストラテジスト、ジェイミー・サール氏は、利回り格差は調整の時期に来てい
ると指摘。9月に入り市場に流動性が戻るなか、10・30年物の「スティープナー」と
呼ばれるポジションの魅力が増すとの見方を示した。
30年物ユーロスワップ金利EURAB6E30Y=は13bp上昇し2.81%。
10年物のスペイン国債と独連邦債の利回り格差は、順調な入札に支援され7bp縮小。
フランスと独連邦債の利回り格差は、フランス国債10年物FR10YT=TWEB利回りが若干
上昇したにもかかわらず、約5bp縮小した。
独連邦債2年物DE2YT=TWEB利回りはほぼ変わらずの0.617%。同10年物
DE10YT=TWEB利回りは6.2bp上昇し2.276%。
[東京 3日 ロイター]
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