米財政赤字の拡大、前政権の「誤った」政策が原因=ガイトナー財務長官
[ニューヨーク 4日 ロイター] ガイトナー米財務長官は4日、米国の財政赤字拡大はブッシュ前政権の「誤った」政策に原因があると批判し、高額所得者に対する減税措置を終了させるべきとの考えを示した。
同長官は米国進歩センター(CAP)とアメリカン・アクション・フォーラムが共催した会合に出席し「高所得層2%に対する減税の財源を確保するために借り入れを行うことは、7000億ドルに及ぶ財政上の過ちを犯すことになる」と述べ、年収25万ドルを超える高額所得者に対する減税措置を延長することは、財政赤字の拡大に拍車をかけると警告した。
そのうえで、減税措置の延長は「米経済が必要とする処方箋ではない。米国にはこうしたことを行う余裕はない」と述べた。
また「われわれは今、誤った政策が原因で引き起こされた損害を抱えて暮らしている」とし、米国は新たな路線を取る必要があるとの考えを示した。
「債務に煽られたまやかしの繁栄を再現し、次世代に負債を肩代わりさせるのではなく、米国は成長を後押しする税制と財政政策を回復させる必要がある」と語った。
© Thomson Reuters 2012 All rights reserved.


ソーシャルメディア特集
自動車産業の未来
