〔金利マーケットアイ〕新発10年債の表面利率は1.6%か、絶対水準で妙味薄との見方
〔金利マーケットアイ〕
<17:35> 新発10年債の表面利率は1.6%か、絶対水準で妙味薄との見方
財務省は1日正午締め切りで新発10年債入札(1兆9000億円、20日発行)を実施する。市場関係者によると、新発債の入札前取引の31日引け値は1.615%となり、表面利率は1.6%になる公算が大きい。これは、量的緩和が解除された2006年3月以来の低水準。1)キャッシュ潰しの対象になりうる、2)イールドカーブ上の割安さがある――との指摘があり、入札自体は無難にこなすとの読みが多い。ただ、「絶対水準からの投資家需要は見込みづらい」(国内証券)とみられ、入札後の販売状況が相場動向を左右する面もありそうだ。
米連邦公開市場委員会(FOMC)を控え、ポジション繰りを傾けていない業者は少なくないとみられる。FOMCを通過した1日午前の円債市場で、証券会社からの調整売りが強まる可能性も指摘されている。
<16:35> 国債先物は夜間取引で小動き、日銀総裁会見に反応薄
夕方の円債市場は小動き。東証夜間取引で国債先物中心限月12月限は日中終値(135円99銭)を挟んだ狭いレンジで推移している。福井日銀総裁は定例会見で、グローバルな景気下振れリスクが高まっており、しばらく続くとの認識を示したが、目立った反応は見られていない。「米連邦公開市場委員会(FOMC)を控えた様子見から、動きづらい面もある」(外資系証券)との声があった。
<16:10> スワップ市場は中短期に払い、カーブはベアフラット化
スワップ市場は中短期ゾーンに払いが見られた。2カ月物LIBORが年越えの資金確保で低下基調に一服感が出たことが影響した。一方、長期・超長期ゾーンは債券現物が年限長期化に伴う買いで堅調に推移したことで金利が低下。イールドカーブはフラットニングした。前日夕方対比の金利変動幅は、2年が0.875ベーシスポイント(bp)程度の上昇、5年が0.875bp程度の低下、7年が0.375bp程度の上昇、10年が変わらず、20年が0.625bp程度の低下。
<16:02> 翌日物金利は誘導目標水準に向かう、邦銀勢主体で0.50%付近
無担保コール翌日物金利は邦銀勢主体の取引となっている。市場関係者によると、午後3時過ぎ時点での取引水準は、大手銀行の0.50%。月末要因から一部外国銀行の資金調達レートが0.57%に跳ね上がる場面もあったが、取引一巡後は誘導目標水準に向かった。加重平均レートは0.52%付近になるとみられる。
ユーロ円3カ月金利先物は横ばい。この日は、日銀金融政策決定会合や展望リポート公表などの材料が出たが、事前に予想された内容に沿ったと受け止められ、目立った動意にはならなかった。
<15:30> 国債先物は小反落で引け、展望リポートは予想の範囲
国債先物中心限月12月限は前日比5銭安の135円99銭と小反落で引けた。月内最終日を迎えて年限長期化に伴う現物買いが入ったものの、日経平均株価が引けにかけて上昇したことを受けて伸び悩んだ。現物市場では長期・超長期ゾーンがしっかり。10年最長期国債利回り(長期金利)は前日比1ベーシスポイント(bp)低い1.600%に低下した。日銀はきょうの金融政策決定会合で現行の金融政策維持を賛成多数で決定。午後3時には展望リポートを公表した。展望リポートでは、リスク要因として米欧経済の下振れリスクに言及するとともに、政策委員の大勢見通しで、07年度のCPIと実質GDPの中央値を下方修正した。市場では「展望リポートは予想の範囲」(国内証券)との見方が出ていた。
<14:14> 共通担保オペ金利は横ばい圏、年越え資金需要高まらず
日銀が本店方式で実施した共通担保資金供給(8000億円、11月2日スタート/2月15日エンド)オペの結果は、案分レートが0.600%となり、金利は横ばい圏にとどまった。「年越えの資金需要が意識されれば、相応のプレミアムがのってくるはず」(国内金融機関)との指摘があり、現時点では年越えの資金需要がさほど高まっていないのを映した。
日銀の早期利上げ観測が強まっていない面もある。市場関係者によると、OIS金利が織り込んだ12月利上げの可能性は6%程度。来年3月の利上げの可能性は53%となっており、「年度内半々との見込みは変わっていない」との声も聞かれた。
<13:34> 国債先物が弱含みで推移、中期ゾーンに国内勢の売り
国債先物の中心限月となる12月限は、前日終値比8銭安の135円96銭付近での推移となっている。「国内勢からとみられる中期売りが出た」(外資系金融機関)との指摘があり、やや弱含みの展開となっている。もっとも、保有債券の年限長期化を狙った買いもみられ、下げ幅は限られているようだ。
現物債利回りは、5年債が1ベーシスポイント高い1.090%。10年最長期国債利回り(長期金利)は0.5bp低い1.605%、20年超長期国債利回りが0.5bp低い2.190%。
<12:45> 国債先物は小動き、金融政策現状維持は予想通り
国債先物は依然として小動きで推移している。中心限月となる12月限は、前日終値比3銭安の136円01銭付近。この日の日銀金融政策決定会合では、現行の金融政策を8対1で決めた。これは、市場が事前に予想していた内容だったため、目立った動きにならなかった。「短期筋の買い戻しを誘った程度。展望リポートを控えた様子見気分は強い」(外資系証券)との声が聞かれた。
現物債利回りは、2年債が前日比変わらずの0.775%、5年債は1ベーシスポイント高い1.090%。中期ゾーンは高値警戒感からの利益確定売りが出て、前場からやや軟調に推移していた。
<12:40> FB落札金利が小幅低下、早期利上げ観測後退で潜在需要
財務省が午後零時35分に発表した3カ月物政府短期証券(FB)の入札結果で、最高落札金利が0.5867%と前回(0.5908%)に比べて小幅低下した。市場では、翌日物など足元金利の上昇で、入札に対して慎重な見方もあったが、日銀の早期利上げ観測が後退する中、退避資金の受け皿として「FBに対する潜在ニーズが強く、事前予想よりもしっかりとした結果」(国内証券)となった。
<11:37> 翌日物金利が月末要因で上昇、FB入札は無難予想
短期金融市場で無担保コール翌日物金利が上昇した。月末要因やレポ金利の上昇を反映した。市場関係者によると、主な取引水準は0.53―0.55%。一部外国銀行の資金調達レートが0.57%に跳ね上がる場面もあった。日銀は即日実施のオペを見送った。
この日実施の3カ月物政府短期証券(482回債、5日発行)の入札は無難との読みが多い。新発債の入札前取引では、気配が0.59―0.595%。最終出合いは0.59%だった。「前日までに事前の調整売りが出ていたこともあり、落札水準は0.59%台半ばと予想される」(国内金融機関)との声が聞かれた。
<11:02> 国債先物は小反落で午前終了、業者の入札前調整も
国債先物は小反落して午前の取引を終えた。中心限月となる12月限の前引けは、前日比2銭安の136円02銭。10年最長期国債利回りは0.5ベーシスポイント低い1.605%。1日の新発10年債入札(1兆9000億円、20日発行)を控えた調整売りが入ったため。保有債券の年限長期化需要から、国債先物は前日終値より11銭高い136円15銭まで買われる場面もあった。
日銀金融政策決定会合や展望リポートの公表を控え、様子見気分が強まったとの声は多い。厚生労働省が発表した毎月勤労統計調査(速報)によると、9月の現金給与総額(事業所規模5人以上)は、1人平均で前年比0.5%減となり、2カ月ぶりに減少した。「買い材料だがインパクトはなかった」(外資系証券のストラテジスト)との指摘があり、材料視されなかったようだ。
<10:21> 国債先物は小動きで推移、日銀イベント控え様子見強い
国債先物は小動きで推移している。日銀金融政策決定会合や展望リポートの公表を控えた様子見気分が強まっているのが背景。中心限月となる12月限は、前日終値比変わらずの136円04銭付近でのもみ合いが続いている。
この日の金融政策決定会合では、現行の金融政策が維持される見通し。ただ「利上げ票」の増減により相場が動意づくとの指摘も聞かれる。現状維持を決めるにあたり、市場には1)8対1は年内利上げ観測が残るレベルとして中立、2)7対2だと前倒し観測を巻き込み売り材料、3)全員一致なら年度内も利上げなしとの見方から買い――との読みがあった。
<09:43> 日銀が即日実施のオペ見送り、翌日物中心0.53―0.54%
日銀は朝方の金融調節で即日実施のオペを見送った。月末要因やレポ金利が小高く推移しているのを反映して翌日物金利が強含んでいたため、市場の一部には供給期待もあった。ただ、「オファーが一巡しており、オペ見送りでいったん様子見ムードが広がっている」(国内金融機関)との指摘があり、これまでのところ金利がさらに上昇する気配は出ていないようだ。市場関係者によると、主な取引レートは0.53―0.54%。
朝方の取引では、一部外国銀行が0.57%付近まで取り上がったほか、邦銀にも0.53―0.54%とやや高めのレートで資金を調達する動きがあった。
<09:25> 国債先物が続伸して寄り付く、株安を受け買い先行
国債先物は続伸
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