〔金利マーケットアイ〕スワップ金利が低下、国債先物の上昇を受け
〔金利マーケットアイ〕
<15:41> スワップ金利が低下、国債先物の上昇を受け
スワップ金利は低下。朝方は、米債高や株安を受けて、国債先物が急伸したことを受けて低下圧力がかかった。午前は、債券市場で買いが入った5年や先物ゾーンを中心に低下したが、午後に入ると急激な金利低下の反動に加えて、週末を控えた持ち高調整が出て、水準をやや戻した。
前日夕方対比の金利低下幅は2年が0.625ベーシス・ポイント(bp)、3年が0.75bp程度、5年が1.125bp程度、7年が1.375bp程度、10年が1.375bp程度、20年が1.25bp程度。イールドカーブは7─10年を中心に低下した。
<15:35> 国債先物が続伸、株安で買い先行後は利益確定売り
国債先物中心限月12月限は前日比19銭高の137円04銭と続伸して引けた。朝方は米債高や株安を手掛かりに買い圧力が強まった。先物12月限は一時137円31銭、10年最長期国債利回り(長期金利)は一時同3.5ベーシス・ポイント(bp)低い1.460%といずれも1年10カ月ぶりを付けた。「一部海外勢が日銀の利上げではなく、利下げの思惑から買いを入れていた」(国内証券)との声があった。もっとも、量的緩和期の相場水準まで買われたことで、高値警戒感が浮上。午後にかけては利益確定売りに押されて伸び悩む展開となった。中短期ゾーンの金利低下が限界点に近づく中で「長期ゾーンは利益確定の売りとキャリー収益を狙った買いが交錯していた」(国内証券)という。
<15:30> 翌日物0.4%後半に軟化、ターム物金利は低位安定
無担保コール翌日物は、午後終盤にかけてやや軟化。新しい準備預金の積み期初日のきょうは、出足0.50─0.51%付近からスタート。誘導目標(0.50%)近辺での取引が続き、一巡すると0.4%後半にビッド水準が引いた。もっとも「積みの初期段階なので、0.4%半ばより下といった極端なレートの低下はみられず、小じっかりとしていた」(国内金融機関)という。
ターム物取引でも金融機関の資金余剰の影響が大きく、特に月内や年内などリスクの少ない期間のターム物の取引レートは低水準で推移しており「1週間物で0.5%半ば、2週間物で0.5%後半と、翌日物レートから数ベーシス高い程度。手数料を考えると取引の妙味は乏しい」(別の国内金融機関)という。一方、年末越え取引はビッドとオファーの水準が離れ活発な出合いはないが、外銀勢などの取り気配で0.7%後半から0.8%近辺での推移となっている。
<13:40> 国債先物はこう着、高値警戒感で買い手控え
国債先物は高値圏でこう着。中心限月12月限は137円10銭台を中心に推移している。午後の取引では、日経平均株価が一時1万5000円割れ寸前まで売られたことから上値を試す場面もあったものの、すでに量的緩和局面の水準まで上昇していることから、買い手控え感が強まった。市場では「2年債利回りが節目の0.75%を下回って推移していることから、日銀の利上げではなく、利下げの思惑から買いを入れている参加者がいたが、現物での実需は乏しい」(国内証券)との声が出ていた。
<12:55> OIS金利は低下傾向、3月利上げ織り込み30%半ば
オーバーナイト・インデックス・スワップ(OIS)金利は、引き続き低下傾向にある。ブローカーデータから計算した利上げ確率の織り込みは、12月の金融政策決定会合までの可能性が15%程度、1月までが20%弱、2月までが30%弱、3月までが30%半ばの織り込みとなっている。市場では「相変わらずOISの取引は活発化しないが、金利水準の気配だけで言えば、徐々に利上げ観測は後ズレしている。年度内の利上げの困難さを意識し始めた市場心理をそれなりに表しているのではないか」(外銀)と指摘されている。
<11:47> 金先は高値圏で動きづらい、翌日物0.50%挟み
ユーロ円3カ月金利先物は続伸。中心限月08年6月限は一時前日比1.5ティック高の99.165まで上昇した。日銀の利上げ時期が遠のくとの見方から金先は高値圏での推移を続けており、売りのきっかけが見つからないという。一方で「水準でいえば年度内の利上げも織り込んでおらず、さすがにそこまで確信を持って利上げ後ズレを見込んでいいのかどうかはまだ疑問」(生保)として、警戒感を示す声も多い。利上げ観測の後退と高値警戒感に挟まれて「身動きが取れない」(同)状況で、金先は値動きが乏しくなっている。
無担保コール翌日物は、誘導目標近辺で落ち着いて取引された。日銀が午前に実施した国債買い現先オペの結果は、案分レート0.540%、平均落札レート0.542%で、前回オペから若干レートが上昇したが「総じて落ち着いた結果」(国内金融機関)と受け止められている。
<11:15> 国債先物が続伸で前引け、買い一巡後は高値警戒感
国債先物中心限月12月限は前日比29銭高の137円14銭と続伸して午前の取引を終了した。米債高や株安を手掛かりに買いが先行。海外勢による株先売りとの裁定取引を巻き込みながら、一時137円31銭と中心限月ベースで1年10カ月ぶりの水準に上昇。現物市場も先物高に追随する形で金利が低下した。10年最長期国債利回り(長期金利)は一時、同3.5ベーシス・ポイント(bp)低い1.460%と1年10カ月ぶりの水準に低下した。もっとも「10年債の1.4%台では、積極的な買い手が見られない」(国内金融機関)として高値警戒感が浮上。買い一巡後は伸び悩む展開となった。長期金利は1.470%で前引けとなった。日銀が公表した10月10─11日の金融政策決定会合議事要旨は「金利正常化の観点から、表面上はタカ派的な内容も含まれていた」(邦銀)が反応は限定的だった。
<09:53> 翌日物0.50%付近、積み初日は平穏にスタート
無担保コール翌日物は、0.49─0.50%付近で落ち着いた取引。積み初日とあって邦銀勢、外銀勢ともにレートを上げて資金を取り急ぐ動きは見られない。一方で「積みの初期段階なので着実に資金を調達しておきたい。取りが一巡しても、ビッドが大きく引く(レートが下がる)ことはないだろう」(国内金融機関)との見方から、日を通して誘導目標近辺の取引が続くとの予想する声が多い。
日銀は国債買い現先オペ(8000億円、11月20─12月5日)を通告した。レポ金利が低位で安定して推移していることなどから、このところ同オペの実施は少なく、約3週間ぶりのオファー。レポGCレートは新積み期に入っても低水準で、20日の国債発行日要因でややレートが強含みやすい場面でも0.54%付近までの上昇にとどまっている。
<09:20> 国債先物が大幅続伸で寄り付く、米債高・株安で買い
国債先物中心限月12月限は前日比27銭高の137円12銭と大幅続伸で寄り付いた。その後、一時137円31銭と中心限月で06年1月以来1年10カ月ぶりの水準に上昇した。サブプライムローン(信用度の低い借り手向け住宅ローン)問題による信用収縮や米景気先行きへの懸念が強まったことを受けて、米債相場が急伸した流れを引き継いだ。現物市場は10年最長期国債利回り(長期金利)が一時同3ベーシス・ポイント(bp)低い1.465%と06年1月以来1年10カ月ぶりの水準に低下した。
<08:50> 翌日物0.51─0.52%中心、即日オペ見送りの可能性
朝方の短期金融市場で、無担保コール翌日物は0.51─0.52%を中心に取引されている。主な取り手は外銀。邦銀からは0.49─0.50%付近で調達意欲が示されている。準備預金の積み初日となったが、全般に落ち着いた取引。「日銀は朝方の金融調節で即日オペを見送るのではないか」(複数筋)との声が出ている。
日銀が朝方の金融調節を見送った場合、準備預金残高は5兆3000億円程度となる見込み。
<07:35> 翌日物0.50%付近中心か、積み初日で波乱なし
16日の短期金融市場で、無担保コール翌日物は日銀誘導目標(0.50%)付近を中心に落ち着いた取引となる見通し。準備預金の新しい積み期が始まり、邦銀勢・外銀勢ともに資金を取り急ぐ動きは限られそうだ。一方で、誘導目標近辺ではしっかりと調達需要が示される見通し。
日銀が朝方の金融調節を見送った場合、当座預金残高は15日に比べて1兆3000億円程度増加し、8兆円程度になる見込み。残り所要積立額は4兆7200億円。
(東京 16日 ロイター)
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