UPDATE1: ニコン<7731.T>が業績上方修正、デジカメ好調で3期連続の過去最高
[東京 5日 ロイター] ニコン(7731.T: 株価, ニュース, レポート)は5日、2008年3月期の通期業績予想を上方修正し、連結営業利益を1330億円(従来予想は1270億円)に引き上げた。デジカメの販売好調を反映し、3期連続の過去最高更新となる。この予想は、ロイターエスティメーツによる主要アナリスト22人の予測平均値1316億円を上回った。
映像事業の見通しを売上高で200億円積み増しの5700億円、営業利益を60億円の引き上げとなる800億円へと見直した。会見した寺東一郎副社長は「収益率のいい一眼レフが予想通り順調に売れている。コンパクトもコスト削減がきっちり進み、効果が出てきている」と語った。半導体露光装置や液晶用露光装置を扱う精機事業は見通しを据え置いた。
同副社長は、中間期の決算発表時に今後のリスクとして米景気が心配だと話していたが「年末商戦は一眼レフデジカメやコンパクトデジカメが初期の予定線をクリアすることが出来た。新製品の効果が大いにあった」と語った。
足元の状況については、まだ米サブプライムローン(信用度の低い借り手向け住宅ローン)問題の影響は出ていないとの認識を示す一方で、米国で店頭在庫、市中在庫が若干多くなっているなどと説明、上方修正した計画値は「簡単にクリアできると思っていない」とした。
08年度について寺東副社長は、新製品効果で売り上げを伸ばすほか、コストダウンを重視すると説明し「増収・増益にしたい」と語った。
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