菱食<7451.T>の08年12月期、値上げなど環境不透明な中で営業29%増益を予想
[東京 15日 ロイター] 菱食(7451.T: 株価, ニュース, レポート)が15日に発表した2008年12月期の連結決算は、営業利益が78億7000万円(前年比29.1%増)となる見通しだ。食品の値上げが相次ぐ中で、食品卸大手の同社はメーカーの値上げに対し価格を完全に連動させるスタンスを取り、環境面に不透明感が漂う中で大幅増益を見込んでいる。
会見した同社の皆本睦夫専務は、相次ぐ食品の価格改定の動きについて「利幅が薄い中で、値上げ分を被るわけにはいかない。メーカーの価格に完全に連動させる」とした上で「(値上げに否定的な)小売り業界も価格改定を飲まざるを得ない状態になりつつあり、ラーメン類の値上げについて小売り側が受け入れた格好。今後は最終消費者が、値上げに対してどう対応するかがポイントになる」と述べた。
他方、ギョーザ問題で消費動向が注目される冷凍食品ビジネスに関し、この問題が及ぼす影響を業績見通しに織り込んでいない。皆本専務はこの点について「現時点でかなり影響が出ている。消費への影響が心配だ」と語った。
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