ドル100円割れこうみる:米政府が公的資金注入しなければ、金融システム不安続く=クレディスイス証券 小笠原氏

2008年 03月 13日 18:05 JST
 
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*見出しを一部修正します。

 <クレディ・スイス証券 経済調査部 ヴァイスプレジデント 小笠原 悟氏>

 

 ドル/円が、2005年から既に始まっていた他の主要通貨の上昇にキャッチ・アップするとすれば、97円を目指すだろう。ただ、市場はオーバーシュートするものであり、90円台前半もあると思っている。

 

 米連邦準備理事会(FRB)は中央銀行として、クレジットクランチを回避すべく動いているが、米国政府が金融システムの安定化に本腰を入れて乗り出さない限り、金融市場は安定を回復しないだろう。つまり、インソルベントに近い金融機関に対して、公的資金を注入しなければならない。

 

 市場は、ヘッジファンド、モノライン、住宅金融専門会社の倒産が今後も続くという、最悪のシナリオを想定している。

 市場の一部には、米国がドルの暴落を容認しているとの見方もあるが、赤字が自動的にファイナンスされるという基軸通貨のメリットを手放すとは思えない。

 

 (東京 13日 ロイター)

 
 

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