G7こうみる:セーフティネット構築を確認か、週明けの株安は買い場に=SMBCフレンド 中西氏

2008年 04月 12日 13:25 JST
 
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 <SMBCフレンド証券 株式ストラテジスト 中西文行氏>

 G7の共同声明では、金融機関の資本増強を歓迎すると述べるにとどまり、表向きは具体的な内容が明らかになっていないが、世界の主要金融機関を含めた拡大会合では、各行が1―3月期決算発表前の状況を説明し、資本増強に向けた根回しが行われた可能性がある。

 損失は拡大している可能性が大きいものの、資本不足による不測の事態を避けるためのセーフティネット構築を金融当局との間で確認したのではないか。

 伏線は10日のリッチモンドでのバーナンキFRB議長の発言にあった。バーナンキ議長は金融商品の時価会計が市場の不安定要因になっているとの認識を示した。4―6月決算ではこれを踏まえた時価会計見直しの動きが出てくるだろう。そうなれば1―3月期さえ乗り切れば、先は見えてくる。拡大会合では1―3月期決算をどう乗り切るかが焦点になったはずだ。具体策はこれから各行が出してくるだろう。市場は公的資金注入への言及がなかったことに失望する可能性もあるが、最悪の場合は、ベアースターンズ救済がモデルケースになり、実質的な資金注入が行われるだろう。

 11日の米国株はGEの決算や弱い経済指標を嫌気して急落した。週明けの東京株式市場でも売りが先行するとみられるが、下げたところは買い場になるとみている。

 (東京 12日 ロイター)

 
 

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