〔テクニカル分析〕日経平均・日経平均先物当限=7日現在
水野 文也記者
[東京 7日 ロイター] 日経平均.N225、日経平均先物当限JNIc1は、急反落。
いずれも上値・下値を大きく切り下げる展開となり、再び下値に対する不安感を大きくし
ている。
一方、移動平均線では、終値が抜けたばかりの5日線を下回り、一転して弱気が支配し
た格好。25日線との下方カイ離幅も広がった。
現物の足は、短い下ヒゲを伴う寄り付き「坊主」の「中陰線」となった。新たに小マド
(1万3024円61銭─1万3050円55銭)を空けて下放れただけではなく、下値
支持線になるとみられた4日安値(1万2883円07銭)を割り込み、ダウンサイド・
リスクを高めている。前日は目先底入れ感も生じたものの、完全に「ダマシ」となり、基
調の弱さを再確認した格好だ。強力なサポートラインとしてみられていた1万3000円
前後の水準を持ち堪えられなかったことで、1月22日の昨年来安値(1万2572円6
8銭)の攻防が意識されるようになっている。
今回の足は、下方硬直性を感じさせず、下落指向の強さを示した。前日の長い上ヒゲで
戻りが重いと印象付けた直後に、大きく下押したことから、完全に相場のベクトルは下向
きになっていると言えよう。最後の砦とも言える1月22日安値を維持できるか否か、い
よいよチャートは正念場にきた状況だ。
もっとも、このところの下げのスピードが速いため、突っ込み警戒感が生じているのも
確かだろう。下げトレンドが明確になっている上に、前日の「ダマシ」も戻りについて懐
疑的にさせると思われるが、きっかけひとつで自律反発に転じる可能性もある。1万25
00円前後で切り返すと、1月22日安値と今回の下げで形成した安値とで中期的なダブ
ルボトムを形成するパターンとなる点からも、当面の動きに関心が集まりそうだ。
下値メドは1月22日安値。反対に上値メドは、25日移動平均線(1万3436円4
6銭=7日現在)や月29日と3日に空けたマド(1万3414円63銭─1万3533
円25銭)などが引き続き意識される。
[移動平均線]
・終値が再び5日線を下回った。25日線との下方カイ離幅が広がっている。
[一目均衡表]
・終値が転換線、基準線を割り込んだ状態。遅行線も日足を下回っている。ベア・トレン
ドを継続した。
[オシレーター]
・RSIは4、9、14日が、反落。
・ストキャスティクスは、%K線、%D線が下落。前日の買いサインはダマシに終わる。
[パラボリック]
・日経平均、同先物は売りポジションを継続。
日経平均(売りポジション、3月4日転換)
日経平均先物当限(売りポジション、3月3日転換)
(ロイター日本語ニュース)
© Thomson Reuters 2008 All rights reserved.



総裁選や代表選、問われる成長と停滞の岐路

