シドニー株式市場・大引け=反発、金融株がけん引

2008年 04月 21日 17:12 JST
 
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                  (カッコ内は前営業日比)

S&P/ASX200指数終値(暫定値) 5600.3 (+170.6)

     前営業日終値         5429.7 (‐ 89.3)

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 [シドニー 21日 ロイター] 21日のシドニー株式市場は反発し、1カ月ぶりの

大幅な上昇率を記録した。クレジット危機の最悪期は過ぎたとの楽観的見方が強まり、ナ

ショナル・オーストラリア銀行(NAB)(NAB.AX: 株価, 企業情報, レポート)などの金融株が買われて相場をけん引

した。

 原油高に支えられ、エネルギー株が上昇。石炭のマッカーサー・コール(MCC.AX: 株価, 企業情報, レポート)は、買

収打診を受けたことが好感され、過去最高値をつけた。

 米シティグループ(C.N: 株価, 企業情報, レポート)は第1・四半期決算で市場予想を上回る損失を計上したものの、

クレジット問題の解決に向けた取り組みを明らかにしたことで、投資家の間に安心感が広

がった。

 打撃を受けた金融機関が回復基調にあるとの期待がある一方、安心するのは時期尚早と

の指摘もある。

 ABNアムロの株式ストラテジスト、グレッグ・グッドセル氏は「市場は明らかに、サ

ブプライムおよびクレジット問題の最悪期が過ぎて先に進めるとのシグナルを発している

が、本当にそうかどうかはまだ分からない」と指摘。

 AMPキャピタル・インベスターのシェーン・オリバー氏は「信用収縮の最悪期は過ぎ

たかもしれないが、クレジット市場が通常に戻るにはまだまだ時間がかかる。経済見通し

は世界的にも豪国内でも引き続き悪化しており、企業利益の大幅な下方修正が予想される」

と述べた。

 S&P/ASX200指数は前営業日比170.6ポイント(3.14%)高

の5600.3と、2週間ぶりの高値で終了。3月25日以来の大幅な上昇率となり、前

営業日の1.6%安から反発した。

 4大銀行は総じて6%以上上伸した。NABは6.2%高、オーストラリア・アンド・

ニュージーランド銀行(ANZ)(ANZ.AX: 株価, 企業情報, レポート)は7.2%高。

 石油・ガス生産のサントス(STO.AX: 株価, 企業情報, レポート)は7.1%高、BHPビリトン(BHP.AX: 株価, 企業情報, レポート)は

3.7%高。

 買収の打診を受けたことを明らかにしたマッカーサー・コールは、一時17.4%急伸

した後、14.7%高で取引を終えた。

 このニュースにその他の石炭株も支援され、フェリックス・リソーシズ(FLX.AX: 株価, 企業情報, レポート)は

5.5%、センテンニアル・コール(CEY.AX: 株価, 企業情報, レポート)は1.3%、それぞれ上昇した。

 
 

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