世界経済の変化大きく、課題に立ち向かえる人選=日銀総裁人事で福田首相
[東京 7日 ロイター] 福田康夫首相は7日、民主党内の反発が根強い武藤敏郎日銀副総裁(元財務次官)の昇格を含めた次期日銀正副総裁候補の人選について「世界経済の変化は非常に大きく、十分気をつけて金融政策・経済運営をしていかなければならない時期で、そうした課題に立ち向かえる人選」を念頭に置いたことを明らかにした。
首相官邸で記者団に述べた。
政府は7日、19日に任期満了を迎える福井俊彦総裁の後任に武藤氏、同日に任期切れとなる2人の副総裁の候補に白川方明・京大大学院教授(元日銀理事)と伊藤隆敏・東大大学院教授(経済財政諮問会議議員)を充てる人事案を提示した。
副総裁に充てた日銀OBの白川氏については「政策面に長けている」とし、日銀理事として現行の金融政策の大枠を作り上げたことなどを評価した。伊藤氏に関しては「マクロ経済の第一人者で、国際的にも知名度が高い」ことを理由に挙げた。
民主党内では武藤氏昇格への反発は根強く、国会で人事案が同意されるかどうかはなお不透明。福田首相は打開策としての小沢一郎民主党代表との党首会談についてあらためて「必要に応じてであり、否定するものではない」と語った。
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