〔金利マーケットアイ〕国債先物が夜間取引で一段高、欧州相場の底堅さ意識
〔金利マーケットアイ〕
<17:38> 国債先物が夜間取引で一段高、欧州相場の底堅さ意識
東証夜間取引(イブニングセッション)で国債先物は堅調で、中心限月6月限は日中高値の139円57銭を上回り、一時139円68銭まで上値を伸ばした。欧州市場の底堅さなどが影響したとみられている。現物市場では5年債利回りが0.715%まで一段低下、市場では「オーバーナイトの動向で変わる可能性は十分あるが、現状では(11日入札の)新発債のクーポンは0.7%が有力」(国内証券)との声が出ている。仮に0.7%となれば2月債の0.9%から0.2%の引き下げとなり「水準としては買い妙味は感じない」(外資系証券)との見方が大勢。一方で、信用不安の再燃などから投資家需要を期待し、無難な結果を予想する声もあり見方は分かれている。
<17:03> スワップ金利は長期にかけ上昇、フラット化
スワップ金利は短期から長期にかけて上昇。前週末からの超長期ゾーンを中心としたアセットスワップを外す動きが継続した。円債市場では中期から先物ゾーンにかけて金利が低下したが、スワップ市場では「ビッドが引かず、むしろオファーが少なくなっている」(邦銀)状態で金利が上昇した。市場では「前週末に比べれば多少こなれた感じもあり、逆の動きも若干は見られるが、まだアセットスワップを外す動きが強い」(同)という。イールドカーブはフラット化した。
各年限の金利変動は、短期から長期にかけては上昇。2年で1.9bp程度、3年で1.5bp程度、5年で1.4bp程度、7年で1.0bp程度、10年で0.4bp程度の上昇となった。超長期にかけては、20年で0.9bp、30年で1.4bp程度の低下となった。
<15:40> ユーロ円金利先物が軟調推移、翌日物金利は誘導目標付近
10日の短期金融市場でユーロ円3カ月金利先物が軟調に推移した。流動性プレミアムが意識され、高値で持ち高調整や利益確定を狙った売りが出たため。中心限月ベースでは2月28日以来の低水準。内閣府が発表した1月機械受注統計が市場予想に反して大幅に増えたことも売り材料視された。無担保コール市場では、翌日物金利が誘導目標付近で推移。外国銀行の調達意欲が後退しているとの指摘もあった。3カ月物政府短期証券(503回債、6月9日償還)には、12日の新発債入札を控えた調整売りが出た。
ユーロ円金先の中心限月9月限は、前週末清算値より4ティック低い99.325での推移。市場参加者によると、無担保コール翌日物の加重平均金利は0.501%付近になるとみられる。
<15:33> 国債先物は続伸し約2年ぶり高値、現物市場はフラット化に修正
国債先物は続伸して引けた。前週末発表の2月米雇用統計が予想を下回る悪い結果となったことで上昇した米国市場の流れを引き継ぎ、堅調な値動きで始まった。1月機械受注や2月貸出資金吸収動向の結果がやや上値を抑えたが、国内株価の下落や限月交代に絡んだ買いが支えとなり上昇。午後に入り限月交代した後も株安を支援材料に海外勢の買いなどで、中心限月となった6月限は一時139円57銭まで上昇して約2年ぶりの高値をつけた。引け値は前週末比39銭高の139円53銭。現物市場では中長期ゾーンが強含みとなり、長期金利は一時、同2.0bp低い1.330%に低下。5年債利回りは、あすの新発債の入札を前に金利低下に慎重な声が出ていたものの、2.0bp低い0.720%まで低下した。一方、超長期ゾーンの上値が重く、海外勢のフラットニング・ポジションの解消の動きなどが指摘されていた。
<15:00> ユーロ円金利先物が下げ幅拡大、流動性プレミアムじわり警戒
ユーロ円3カ月金利先物が下げ幅を拡大している。LIBOR金利の上昇や3月期末越えの資金調達などでの流動性プレミアムが意識され始めたことが背景。中心限月9月限は一時、前週末清算値より4ティック低い99.325まで売られ、2月28日以来の低水準で推移している。「米連邦準備理事会(FRB)による供給拡大でも、その原因を突き詰めれば、まだ信用不安は解消されていないとの思惑が売り目線につながっている」(国内証券)との指摘があった。
市場参加者からは「金利観というより、プレミアムに関わる部分での取引が目立つ」との声も聞かれる。足元の取引水準は、中心限月が前週末清算値より3.5ティック低い99.330付近。
<14:09> 国債先物が限月交代、中心限月が一時2年ぶり高値つける
国債先物は限月交代し、中心限月となった6月限は一時、前週末比37銭高い139円52銭をつけ、約2年ぶりの高値に達した。市場関係者によると、先物は限月交代に絡んだ買いに株安が重なり堅調な地合いを維持している。現物市場は引き続き中長期ゾーン中心に強含み。あす新発債の入札が行われる5年債利回りは再び0.720%まで低下しているが、市場では「さすがに5年・0.7%まで下がると、買いたい水準ではない。これまでの相場の上昇が急だったこともあり、業者もそれほどショートになっていない可能性もあり、もう少し様子を見てから買おうという向きもいるのではないか」(外資系証券)として慎重な声も聞かれる。
<14:00> 6月期日の資金供給オペ金利0.550%、調達需要高まらず低位横ばい
日銀が本店方式で実施した6月期日の共通担保資金供給オペ(8000億円、12日スタート/6月13日期日)の落札金利は案分レートが0.550%となり、前回同オペと同じ水準にとどまった。応札額は4兆0350億円に上るが、市場参加者からは「長めの資金をとり急ぐ動きが強まっていないことを反映した」(国内金融機関)との声が聞かれる。直近実施した6月期日の資金供給オペでは、7日スタート/6月4日エンド(本店、8000億円)が0.550%だった。
一方、同時に通告した11日スタート/24日エンド(本店、4000億円)の落札水準は、按分レートが0.530%だった。3月期日は、前回分(10日スタート/26日エンド)が0.530%。
<13:40> 入札控え3カ月物FBに調整売り、水面下で荷もたれ感も
短期国債市場で3カ月物政府短期証券503回債(6月9日償還)の取引が成立した。流通利回りは、前週末比変わらずの水準となる0.555%。市場参加者によると、財務省が12日実施する3カ月物政府短期証券(504回債、6月16日償還)を控え、少額の調整売りが出た。参加者からは「短期国債買い切りオペがやや甘い結果となり、水面下で荷もたれ感が残っている可能性がある」(国内金融機関)との声も聞かれる。
日銀が10日実施した短期国債買い切りオペの落札結果は、按分利回り格差がプラス0.006%、平均はプラス0.007%。落札額4000億円に対し、1兆9146億円の応札があった。
<13:05> ユーロ円金利先物は小動き、株年初来安値更新でも売り目線
ユーロ円3カ月金利先物は小動きとなっている。日経平均株価が昨年来安値を更新、2005年9月以来の低水準で推移しているが、買いの手が強まる展開には至っていない。「昨年12月に調達した年越え資金の期日が3月に集中するため、LIBOR金利は下がりづらい」(国内金融機関)との指摘があり、高値では持ち高調整を狙った取引や、利益確定の売りが出ているようだ。足元の取引水準は、中心限月9月限が前週末清算値より2.5ティック低い99.340付近。
福田康夫首相は10日、日銀人事案に関して「(人事案は)ベストと思って出したものであり、新人事案を出す考えはない」と述べたが市場は反応薄。日銀次期総裁人事をめぐって、市場では「空白リスク」が意識されている。「副総裁候補の伊藤氏はハト派。さらに総裁不在などとなれば、利下げの思惑が強まりかねない」(邦銀)との見方も根強い。
<12:59> 国債先物は伸び悩み、株価が安値更新後に反発
国債先物は伸び悩み。中心限月3月限は午前の引けから横ばい圏で取引が始まり、現在は前週末比30銭高の139円35銭付近での推移。引き続き株価にらみの展開で、日経平均株価が昨年来安値を更新して下落した後、買い戻しで下げ幅を縮めており、国債先物は伸び悩みとなっている。日経平均株価は一時1万2540円台に下落し、昨年来の安値を更新して05年9月以来の低水準をつけた。債券現物市場では、5年債利回りが前週末比2.0bp低い0.720%に低下している。日銀の国債買い切りオペ(3000億円)の結果は、応札額1兆0145億円、案分利回り格差プラス0.006%、平均落札利回り格差同0.008%となった。市場では「そこそこの内容。(オペの)結果を見て相場が大きく動いた、という感じではない」(外資系証券)との声が出ていた。
<11:40> コール翌日物0.50―0.505%中心、外銀勢の調達意欲やや後退
午前の短期金融市場で、無担保コール翌日物は誘導目標に沿って推移した。信用収縮懸念がくすぶる中、米連邦準備理事会(FRB)が資金需給のひっ迫を緩和するための供給拡充策を発表。「円転の地合いとあって外国銀行の調達意欲は弱かった」(短資会社)との指摘があり、波乱には至らなかった。市場参加者によると、取引中心金利は0.50―0.505%。レポGC金利は0.53―0.54%付近で安定的に推移した。
ユーロ円3カ月金利先物は、朝高後に売り優勢の展開。参加者からは「3月期末を控えてLIBOR金利はなお強含むことが予想され、高値では売
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