キッコーマン<2801.T>の09年3月期、円高などが影響し前年比営業3.6%減益に

2008年 04月 24日 18:10 JST
 
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 [東京 24日 ロイター] キッコーマン(2801.T: 株価, ニュース, レポート)は24日、2009年3月期の連結決算見通しについて、営業利益が230億円(前年比3.6%減)になると発表した。急騰する原料高については、3月に実施した値上げで転嫁できるとしているものの、急激な円高が収益を圧迫する。

 しょうゆや食料品などが引き続き海外向けに好調となっており「米国の金融問題の影響が、欧州やアジアに波及するといったことはないとみている」(染谷光男社長)という。これまで国内の伸び悩みを海外でカバーしていた状況は今期も続くが、急激なドル安/円高がマイナス要因として作用している。

 09年3月期のドル/円の為替レートは100円と、前期実績の114円13銭から大幅な円高を想定。通期の影響利益に及ぼす為替の影響は15億円を見込んでおり、同社の山崎孝一執行役員経理部長は「円高の影響を除くと実質的に今期は営業増益になる」と述べた。

 他方、大豆や小麦など原料価格の上昇が続き、この面は昨年以上に厳しい状況にある。内外で原材料高の収益に及ぼす影響は年間で50億円以上と会社側では試算しているが「3月の値上げで転嫁済みと認識している」(山崎執行役員)という。

 ただ、しょうゆについては、値上げ直前に約17億円発生した反動が見込まれ「第1四半期(4─6月)は厳しい。年間で3%の販売減を見込んでいる」(山崎執行役員)としている。

 
 

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