〔金利マーケットアイ〕スワップ金利は主に中短期が低下、カーブはスティープ化

2008年 05月 1日 16:12 JST
 
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〔金利マーケットアイ〕

 <16:10> スワップ金利は主に中短期が低下、カーブはスティープ化

 スワップ金利は主に中短期ゾーンが低下した。市場参加者によると、金利変動幅は2年ゾーン4ベーシスポイント、3年ゾーン4.25bp、5年ゾーン4.125bp、7年ゾーン3.75bp、10年ゾーン2.75bp、20年ゾーン1.375bp。これにより、イールドカーブは3年ゾーン以降でスティープニングする形状となった。中短期ゾーンでは、邦銀勢を主体とする受けが目立ったとの指摘があった。

 <15:35> 翌日物は午後弱含み、当面利上げ困難との見方で金先は続伸

 無担保コール翌日物は午後に入り弱含み。取引中心金利は0.50─0.51%付近で推移した。連休の谷間で資金の出し手に慎重姿勢が見える中、朝方は邦銀勢の積み需要が示されてしっかりと推移した。ただ、出し手の資金繰りが固まった午後には、邦銀勢が0.4%台後半で調達するなど水準が切り下がった。2日スタートの翌日物金利は0.51─0.52%付近の出合い。財務省が午後に発表した3カ月物政府短期証券(FB)入札結果で、最高落札利回りは0.5856%と前回債(0.5864%)に比べて小幅低下。4月からの入札ラッシュで荷もたれ感があったが、「発行日が5月8日と連休明けに設定されて投資家も動きやすかったのではないか」(国内金融機関)として、一定の投資家需要に支えられた。入札結果発表後の流通市場で新発FBは0.58%台で少額の出合いを付けた。ユーロ円3カ月金利先物市場は大幅続伸。中心限月08年12月限は一時前日清算値に比べて8.5ティック高の99.070に上昇した。日銀展望リポートを受けて「日銀の金融政策変更は当面なしとの見方が広がった」(国内金融機関)として、買い戻しが入った。

 

 <15:15> 国債先物は続伸で取引終える、中期しっかりでブル・スティープ

 

 1日の円債市場は続伸した。米連邦公開市場委員会(FOMC)声明で明確な利下げ打ち止め感が出なかったため、前日の米債券相場で買い戻しが強まった流れを継いだ。邦銀勢からとみられる残存3―4年の債券買いが続いたため、国債利回りはブル・スティープニングする形状となった。財務省が大型連休明けの8日に実施する10年利付国債(1兆9000億円、2018年3月20日償還)の入札を控え、長期/超長期ゾーンに調整売りが出たとの指摘もあった。

 国債先物の中心限月6月限の大引けは、前日終値より25銭高い136円40銭。10年最長期国債利回り(長期金利)は0.5ベーシスポイント低い1.570%。

 <14:20> 国債先物が上げ幅縮小、中期ゾーンに戻り売りも

 国債先物が上げ幅を縮小している。足元の取引水準は、中心限月6月限が前日終値より25銭高い136円40銭付近となっている。市場参加者によると、長期/超長期ゾーンへの売り圧力に加え、中期ゾーンに戻り売り興味が示されたことが主因。参加者からは「すでにロングに傾いた参加者は少なくないとみられ、買いが騰勢を強める雰囲気が薄れている」(外資系証券のストラテジスト)との声が聞かれる。

 現物債利回りは、5年70回債流通利回りが前日比5ベーシスポイント低い1.100%。10年291回債流通利回りは3bp低い1.545%、20年100回債流通利回りが1bp低い2.185%となっており、国債利回りは、依然としてブル・スティープニングする形状となっている。

 

 <13:35> 物価連動国債の取引成立せず、BEIは前日時点で小幅縮小

 1日の円債市場で10年物価連動国債の取引は成立せず、閑散商状となっている。市場参加者によると、30日の金利低下によりブレークイーブンインフレ率(BEI)は、同日時点の15回債BEIが22bp程度に縮小していた。28日は、26bp前後だった。「金利上昇の過程でBEIが拡大傾向をたどっていただけに、縮小は久しぶりのこと」(外資系証券)という。

 参加者からは「揮発油税の暫定税率復活などを手掛かり材料視する雰囲気でもない」(外資系証券のストラテジスト)との声も聞かれる。

 <13:10> 国債先物は上抜けせず、現物長期売り/中期買いでこう着か

 国債先物は、前日終値より35銭高い136円50銭付近で推移している。中心限月6月限は一時66銭高い136円81銭まで買われたが、取引水準は上抜けせず、こう着感すら漂い始めたとの指摘が出ている。市場には「日銀金融政策に関して、当面、手足をしばられた状態が続くとの思惑から中期が買われているが、フタを空けてみたら現物長期売り/中期買いの入れ替えに過ぎず、デルタ的にはさほど買い目線ではなかったことが影響している」(外資系金融機関)との見方があった。

 参加者からは「海外市場の一部では、連邦準備理事会(FRB)の利下げ打ち止めどころか、先々の米利上げすら見立てて売り持ちにしていた短期筋もいたようだ。こうした参加者のカバー(買い戻し)が、米国債相場を押し上げ、一時的に円債市場に波及したに過ぎない」(外資系証券)との声も聞かれる。

 <12:55> FB落札金利はほぼ横ばい、投資家の慎重姿勢も

 財務省が午後零時35分に発表した3カ月物政府短期証券(FB)入札結果で、最高落札利回りは0.5856%と前回債(0.5864%)に比べてほぼ横ばいとなった。市場では入札結果について「ほぼ予想通りの内容」(国内証券)との声が出ている。ただ、コールやレポの金利が落ち着いているにもかかわらず、投資家の動きが鈍いとの指摘もある。「短国需給に荷もたれ感が出ているのではないか」(同)とみられている。

 <12:45> 利回り曲線がブルスティープ化、中期主導で相場押し上げ

 国債利回りがブル・スティープニングする形状となっている。これは、中期主導で相場が引き締まっていることが主因。市場参加者からは「主に中期債利回りは日銀利上げを織り込む水準に達しており、値ごろ感から買い上げた参加者が少なくない。現物3―4年には邦銀勢の買いが入った」(邦銀の財務担当者)との声が聞かれる。

 市場には「連邦準備理事会(FRB)が、必ずしも利下げ打ち止めを示唆したとは言えない。あえて利下げ打ち止めのリスクをとることには懐疑的」との指摘があった。一方、日銀金融政策に関しては「白川方明・日銀総裁が、福井俊彦前総裁よりタカ派であるとは思えない。究極的な方向性としては利上げだろうが、明らかに中立だ」(外資系証券のストラテジスト)との見方が根強い。

 

 <11:42> FB落札金利は上昇の予想、強い投資家需要見込めず

 

 財務省が入札を実施している3カ月物政府短期証券(FB)の最高落札利回りは、前回の0.5761%から上昇する可能性が高いと予想されている。月末を越えてレポ金利やコール金利など足元のレートが落ち着いてきているが、短期国債に対する投資家の需要が依然ほど強くなくなっているため金利の低下は予想しづらい。市場では「業者もセカンダリー市場での積極的な買いが見込めないため、在庫を多めに落とそうという動きにならない。一部では荷もたれ感も生じているようで、身軽に動けないのだろう」(国内金融機関)との声が出ていた。業者間のWI(入札前)取引で新発債は、0.58%での出合いをつけた後、0.585%で取引が成立した。入札では「0.58%付近から、場合によると0.59%付近までレートが上昇する可能性はある」(同)と予想されている。

 

 <11:33> 翌日物中心は0.51─0.515%、金先は買い戻し優勢

 無担保コール翌日物の取引中心金利は0.51─0.515%。月末要因がはく落して前日に比べ取引は落ち着いているが、0.51%付近では邦銀勢の積み需要が示されている。「前日に比べて資金も出ており、たんたんと取引が成立している」(国内金融機関)という。連休越えとなるトムネ取引は、国内勢を主な取り手に0.53─0.55%で取引が成立した。ユーロ円3カ月金利先物市場は堅調。中心限月08年12月限は一時前日清算値に比べて8.5ティック高の99.070に上昇した。FOMCを受けて米債相場が上昇したことに加えて「日銀展望リポートや白川総裁会見で、当面利上げが困難との見方が広がった」(邦銀)といい、買い戻しが優勢だった。

 

 <11:27> 国債先物は続伸、展望リポート・FOMCの余韻で買い優勢

 国債先物は続伸して午前の取引を終えた。日銀展望リポートを受けて買われた前日の流れを引き継いだことや、米債高、国内株価の下落などを手がかりに先物は寄り付きから買いが先行、6月限は一時、前日比66銭高の136円81銭まで上昇した。しかし連休の谷間で大きくポジションを傾けづらいとして様子見となる参加者もおり、上値では戻り売りも出て徐々に伸び悩みとなった。午前の引け値は同48銭高の136円63銭となった。現物市場は前日に続き国内勢の買いが入ったとみられ強含み、先物の底堅さにもつながった。一時は日銀の利上げの可能性を織り込んで金利が上昇していた中期ゾーンには買いが入りやすく、5年債利回りは同7.0bp低い1.080%に低下している。長期金利は同3.5bp低い1.540%をつけたが、急激な金利の低下には抵抗を示す声もあり「前日の日銀の展望リポートやFOMCの利下げ休止観測後退を手がかりにした10年金利の低下は、1.5%前半までだろう」(国内証券)との見方があった。

 <10:04> 翌日物0.51%付近が中心、オペ見送り後も落ち着いた展開

 
 

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