〔テクニカル分析〕日経平均・日経平均先物当限=18日現在
水野 文也記者
[東京 18日 ロイター] 日経平均.N225、日経平均先物当限JNIc1は、反発。
現物・先物は、下値を切り上げて下げ一服感を漂わせたものの、明確に底入れしたとまで
は思わせていない。
一方、移動平均線は、終値が5日線、25日線を下回り弱気のトレンドを継続。25日
線との下方カイ離幅は若干縮小したが、依然として下げ過ぎとの印象を与えている。
現物の足は、上下に短いヒゲを伴う「中陽線」となった。下値を切り上げたものの、終
値で1万2000円を回復できなかったなど、依然として基調転換する手掛かりを欠く状
態となっている。1カ月足らずで2000円を超す下落を演じただけに、急な下げに対す
る突っ込み警戒感が台頭し、短期的にこれ以上は叩けなかった様子。ただ、これまでの下
落幅を考慮すれば、戻りは鈍いと言えることから、この上昇は自律反発の域から出ていな
い。
今回の足は、上下のヒゲが短く強さを示している。下値を切り上げたものの、前日の下
げをカバーするまで戻すことはできず、形状は前日の「大陰線」の中で推移した「はらみ
線」となった。行き過ぎた下げとの印象が強い一方、基調を転換するようなサインも前日
は出ていなかっただけに、気迷いを生じさせている。前日安値(1万1691円00銭)
をあっさり割り込むようであれば、さらに下値模索の展開が続くとみられるが、前日に空
けた小マド(1万2132円69銭─1万2167円09銭)を埋め切るような動きとな
ると戻り相場に弾みが付く可能性が出てくるなど、当面は「はらみ線」からいずれの方向
に振れるか見極めるところだろう。
仮に上放れた場合は、2003年4月のバブル後最安値7603円76銭から昨年2月
高値(1万8300円39銭)まで上昇した幅の黄金分割比(1対1.618)押しの水
準(1万1689円87銭)近辺でで下げ止まった形となるため、底入れの期待がぐっと
膨らむことになる。半面、前日安値を割り込んだ場合は、当面、目立ったサポートライン
が見当たらないため、ダウンサイド・リスクを一段と大きくすることになりそうだ。動き
が出た方向に順張りすることを考えたい。
[移動平均線]
・終値と25日線との下方カイ離幅がの広がり具合から下げ過ぎの印象が強く、突っ込み
警戒感が台頭している。
[一目均衡表]
・終値が「雲」領域から大きく下方カイ離しており、弱気を継続した。
[オシレーター]
・RSIは4、9、14日が、反発。
・ストキャスティクスは、%K線、%D線が安値もみあい。
[パラボリック]
・日経平均、同先物は売りポジションを継続。
日経平均(売りポジション、3月4日転換)
日経平均先物当限(売りポジション、3月3日転換)
(ロイター日本語ニュース)
© Thomson Reuters 2008 All rights reserved.






