〔テクニカル分析〕日経平均・日経平均先物当限=1日現在
水野 文也記者
[東京 1日 ロイター] 日経平均.N225、日経平均先物当限JNIc1は、続落。現
物・先物はいずれも上下に振れ幅が小さい気迷いを感じさせる動きとなり、引き続き上げ
一服の様相を呈した。
一方、移動平均線では、終値が5日線を若干ながら下回り、目先的に調整入りしそうな
様子となっている。
現物の足は、上下に短いヒゲを伴う「小陰線」となった。上値・下値を少しずつ切り下
げ、上値の重さを感じさせている。1万4000円を達成した後に目標達成感が台頭する
ことを考慮すれば、ここ一両日のもたつきは定石通りとみることができよう。しかし、
1万4000円どころは単なる心理的な抵抗線ではないうえ、直近の動きが2月27日高
値(1万4105円47銭)を前にしての伸び悩みとあって、チャート上の関門を抜ける
のに苦労している様子もうかがえる。
今回の足は、上下に短いヒゲを引く「コマ」で、気迷いを感じさせた。1万4000円
前後での足踏みは時価近辺の重さを示すところだが、終値が5日移動平均線(1万
3783円11銭=1日現在)をわずかながら下回ったことで、調整入りする可能性が生
じている。ここで大きく下押した場合、4月28日の直近高値(1万4003円28銭)
と2月27日高値で「毛抜き」のパターンを形成し、大台近辺を先行き抜くことが容易で
なくなってしまうため、買い方にとってここは粘り切りたい局面だ。
もっとも、3月17日の年初来安値(1万1691円00銭)を付けた後の中勢戻り波
動は、着実に下値を切り上げ信頼感が増しているうえ、一目均衡表は「三役好転」で強気
のパターンとなっていることから、ここでの押しはスピード調整に終わる可能性が高い。
押し目買いを基本とする局面にあるとみられる。
当面の上値目標は2月27日高値となるが、これを上回ると当面チャート上のフシは見
当たらない。1万4500円近辺に若干のこぶが見受けられる以外は、心理的な抵抗線で
ある1万5000円前後まで真空地帯となるため、騰勢が加速することも考えられる。反
対に、下値メドとしては25日移動平均線(1万3289円17銭=1日現在)が意識さ
れそうだ。
[移動平均線]
・終値が、5日線を下回り、目先的には警戒感が台頭している。
[一目均衡表]
・終値が「雲」領域を上回って推移している。他方、遅行線は「雲」領域内で推移した。
[オシレーター]
・RSIは4、9、14日が、続落。
・ストキャスティクスは、%K線、%D線が下落。このまま下がれば売りサイン。
[パラボリック]
・日経平均、同先物は、買いポジションを継続。
日経平均(買いポジション、4月18日転換)
日経平均先物当限(買いポジション、4月18日転換)
(ロイター日本語ニュース 編集 内田慎一)
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