〔金利マーケットアイ〕国債先物建玉1兆円の急増、下値で買いポジション構築との声

2008年 05月 14日 18:13 JST
 
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〔金利マーケットアイ〕

 <18:00> 国債先物建玉1兆円の急増、下値で買いポジション構築との声

 14日の国債先物の建玉が急増した。東証によると、先物中心限月6月限の建玉は10兆2785億円(速報)と13日(訂正分含めて9兆2194億円)に比べて1兆円余り急増した。

 大和総研・債券ストラテジストの奥原健夫氏は「15日の5年債入札に備えて流動性が高い国債先物でヘッジする投資行動が出た可能性がある。一方で、過剰に信用不安の緩和を織り込んだ株買い/債券売りの巻き戻しが入り始めた。また連日で高値を更新している原油価格の影響が消費、自動車、航空セクターに加えて、IT需要に広がりつつある。質への逃避に向けて下値でロングポジションが入り始めているのではないか」との見方を示した。

 <17:40> 国債先物が夜間取引で一段安、欧州市場が株高/債券安

 国債先物がイブニングセッション(夜間取引)で一段安。中心限月6月限は一時134円48銭と日中終値を49銭下回った。欧州市場での株高/債券安を嫌気して売りが出ている。市場では「日中の取引でも、国債先物の135円割れの水準は流動性が極端に低下している。今晩の海外市場で債券安が進めば、あすの円債市場で国債先物は下げ足を速める可能性がある」(国内証券)との声も出ている。現物市場では10年最長期国債利回り(長期金利)が12.5ベーシスポイント(bp)高い1.705%と約7カ月ぶりの水準に上昇した。

 <15:35> スワップ金利が大幅上昇、入札控え5年は払い活発

 スワップ金利は大幅上昇。グローバルなインフレ懸念を背景した米債安の影響や15日の5年債入札への警戒感などから国債先物が大幅続落となったことを受け、5─7年ゾーンを中心に金利上昇圧力が強まった。5年は入札を控えて海外勢からの払いが活発。「銀行勢からまとまった売りが出たのをきっかけに、ヘッジに絡んだ払いが強まったのではないか」(邦銀)とみられている。また、長期・超長期ゾーンは債券現物に動きにつれてフラットニングポジションを構築する動きが出た。前日夕方対比の金利上昇幅は2年が7.25ベーシスポイント(bp)程度、3年が10bp程度、5年が12.5bp程度、7年が12.75bp程度、10年が11.5bp程度、20年が9bp程度、30年が7.75bp程度。イールドカーブは7年にかけてスティープニング、7年超でフラットニングした。

 <15:25> ユーロ円金先は期先物中心に下落、FB落札利回り2カ月ぶりの高さ

 14日の短期金融市場で、ユーロ円3カ月金利先物は主に期先物が売られた。前日の海外市場で米地区連銀総裁らがインフレリスクへの警戒姿勢を示したため、米利下げ打ち止め観測が広がり、国債先物相場が急落。これにより、ポジションの圧縮が相次いだ。財務省が実施した3カ月物政府短期証券(517回債、8月18日償還)の落札利回りは約2カ月ぶりの高さだった。準備預金の積み最終日を控えた資金需要が残り、無担保コール翌日物金利は誘導目標を上回って推移した。日銀は、2営業日連続して3000億円を市場に即日供給した。

 市場参加者によると、コール翌日物の加重平均金利は0.517%付近になる見込み。ユーロ円金先の中心限月12月限は、前日清算値より5ティック低い99.015付近で推移している。

 <15:10> 国債先物が大幅続落、急落後は押し目買いで下げ渋る

 国債先物中心限月6月限は前日比1円14銭安の134円97銭と大幅続落して引けた。グローバルなインフレ懸念の台頭で米債相場が下落したことや、15日の5年債入札への警戒感から売りが優勢となった。国債先物は商品投資顧問業者(CTA)などの海外勢からのまとまった売りを巻き込んで下げ幅を拡大。現物市場では現物中期ゾーンなどに銀行勢からまとまった売りが持ち込まれた。先物6月限は一時前日比1円83銭安の134円28銭と約7カ月ぶりの水準に下落。10年最長期国債利回り(長期金利)は同12ベーシスポイント(bp)高い1.700%と約7カ月ぶり、5年利付国債利回りは同13bp高い1.310%と約9か月ぶりの水準にそれぞれ上昇した。もっとも、売りが一巡した午後には、国内勢を主体にした小口の押し目買いが入ったのを受けて下げ渋った。

 <14:25> FB517回債流通利回りは0.5945%付近、少額の買い需要も

 市場参加者によると、財務省が14日実施した3カ月物政府短期証券(517回債、8月18日償還)は流通市場で0.5945%での取引が成立した。これは、入札時の募入平均利回りと同じ水準。参加者からは「さほど大きなロットでの買いは入っていない。ただ、たんたんと消化されている印象」(国内金融機関)との声が聞かれる。新発債の気配は0.590―0.595%。

 

 <14:10> 国債先物が下げ渋り、国内勢の押し目買いが下支え

 国債先物が下げ渋り。中心限月6月限は134円70銭台で推移している。午後取引開始直後は売りが優勢となる場面もあったが、その後は長期ゾーンを中心に一部生保・年金や地方筋など国内勢からの押し目買いが相場を下支えしている。市場では「きょう条件決定された地方債の売れ行きは順調。国債は10年・1.7%が岩盤というレベルではないが、小口の押し目買いが入っている。あすの5年債入札をこなせば、いったん相場は戻るのではないか」(国内証券)という。

 

 <13:55> 資金供給オペ金利が0.580%に上昇、少額オファーも影響か

 日銀が本店方式で実施した共通担保資金供給オペ(2000億円、6月2日期日)の落札水準は、案分レートが0.580%となり、前回同オペに比べて小幅上昇した。「準備預金の積み最終日となる15日スタートとなっていることや、少額だったことが金利上昇を促したようだ」(国内金融機関)との見方が出ている。オペでは、落札額2002億円に対し1兆3100億円の応札があった。

 無担保コール市場では、積み最終日を控えた資金需要の高まりから、主に邦銀勢の希望調達レートが強含んでいる。市場参加者によると、午後の取引でも大手銀行の一角が0.52%付近での調達を続けている。

 <12:55> 国債先物が一時下げ幅縮小、長期ゾーンに国内勢の買い観測

 国債先物が一時下げ幅を縮小。先物6月限は午後取引開始直後に前日比1円72銭安の134円39銭に下落。10年最長期国債利回り(長期金利)は約7カ月ぶりに1.7%に上昇した。その後は長期ゾーンに「長期資金を運用する国内機関投資家の買いが入った」(国内金融機関)ことを受けて、134円84銭まで値を戻した。市場では、グローバル的なインフレ懸念を背景に商品投資顧問業者(CTA)の先物売りや5年債入札に向けた調整圧力が強いが「一部海外勢などがフラットニングを閉じる動きも出始めており、相場の転換点が近づいている」(同)との声も出ている。

 <12:45> FB落札利回りは0.5985%に上昇、債券相場急落で約2カ月ぶり

 財務省が14日実施した3カ月物政府短期証券(517回債、8月18日償還)の入札結果は、最高落札利回りが0.5985%となり、8日入札の3カ月物FB(515回債、8月11日償還)の最高利回り0.5868%を上回った。平均は0.5945%だった。

 これは、3カ月物としては3月18日入札の506回債(6月20日償還、最高利回り0.6480%)以来、約2カ月ぶりの高水準。市場参加者からは「債券相場の急落により、証券会社を主体とする業者が在庫確保に慎重になったことが響いた」(国内金融機関)との声が聞かれる。

 <12:30> インフレ警戒発言でOISじわり上昇、米金利先物は年内利上げ織り込む

 オーバーナイト・インデックス・スワップ(OIS)金利がじわり上昇している。前日の海外市場でクリーブランド地区連銀のピアナルト総裁やサンフランシスコ地区連銀のイエレン総裁、カンザスシティー地区連銀のホーニグ総裁およびダラス地区連銀のフィッシャー総裁らがインフレ高進リスクへの警戒感を表明。これにより、米短期金利先物市場で、年末までに政策金利が25ベーシスポイント(bp)引き上げられる確率が完全に織り込まれたためとみられる。前日時点では約40%。

 ある銀行関係者は「これまでの米利下げや財政刺激策の効果が確認され、米指標が好転しなければ日銀利上げモードを織り込みにはいけない。ただ、原油高などで世界的なインフレ懸念は意識せざるを得ない状況となっており、それが円金利にも波及している」と話した。クレディ・スイスが独自に集計したデータでは、12カ月先の0.17%の利上げを織り込んでいるという。前日は0.15%だった。

 <11:42> 国債先物が大幅続落、インフレ懸念・入札警戒で売り加速

 国債先物は急落。中心限月6月限は前日比40銭安の135円71銭と売りが先行して始まり、徐々に下げ幅を拡大。海外短期筋などが主導した売りが加速し、一時は1円83銭安の134円28銭まで下落、同1円67銭安の134円44銭で前引けを迎えた。前日の米債安や世界的なインフレ懸念の台頭を手掛かりに、買い手不在の中で下げ幅を広げた。市場関係者によると「寄り付き直後の下げは米債安を受けたものだが、その後の売りの局面ではあすの5年債入札を意識した売りもすでに出ていたようだ。入札前に大きな買いが入らないという前提で、調整されやすい」(外資系証券)といい、入札に対する警戒感も強まっている。現物市場では国内勢を中心とし

 
 

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