〔テクニカル分析〕日経平均・日経平均先物当限=7日現在
水野 文也記者
[東京 7日 ロイター] 日経平均.N225、日経平均先物当限JNIc1は、反発。現
物・先物は、上値・下値をいずれも切り上げ、気迷いを払って上昇指向を再び鮮明にする
動きとなっている。
一方、移動平均線では、引き続き終値が5日線にサポートされた。下向きで推移する
25日線の上向き転換が待たれよう。
現物の足は、下値切り上げを維持しつつ、上向きトレンドをはっきりさせる「中陽線」
となった。上下に伴うヒゲは短く、上値への勢いが強いことを示した。気迷いを感じさせ
た十字線を描いた後だけに、3月17日の年初来安値(1万1691円00銭)を起点と
した戻り相場が継続しているとの印象を強くしている。前日の一服で調整局面入りの可能
性も出てきたものの、5日移動平均線(1万3195円83銭=7日現在)を下回らずに
推移している点から、なお上昇余力は十分とみていいだろう。後は依然として下向きとな
っている25日平均線(1万2721円51銭=同)の下げ止まりを待つところだ。
今回の足は、上下にごく短いヒゲを引いただけで、なお上げ余地が広いと感じさせてい
る。とりわけ、前日に引いた「はらみ寄せ」をものともせずに、3日の直近高値
1万3389円90銭を更新したことが大きい。これによって明確に上に向かっていると
の印象を与えたが、さらに、2月29日と3月3日に空けたマド(1万3413円63銭
─1万3533円25銭)を埋め切れば、リバウンド相場が一段と強固なものになる。さ
らに、昨年10月高値1万7488円97銭、同12月高値1万6107円65銭、3月
高値1万4105円47銭を結んだ、右肩下がりの上値抵抗線を抜きかかっているが、こ
れをブレークすれば上昇波動に対する信頼感が大きくなりそうだ。
もっとも、5営業日ほどで1000円幅の戻りを演じ、急な上げに対する警戒感が台頭
しており、下振れやすいところでもある。基本的には強気が続くとみられながらも、大勢
トレンド上で時価は微妙な水準に位置するとあって、買い方もトレンド変化を示す急反落
となった場合は早めに逃げることを心がけたい。
当面の上値メドは2月29日と3月3日に空けたマドの上限値。これを埋めれば、2月
27日に戻り高値(1万4105円47銭)が意識されるようになる。半面、下値メドと
しては5日線や心理的なサポートラインである1万3000円が意識されそうだ。
[移動平均線]
・終値が5日線、25日線を引き続き上回って推移した。同線の上向き転換が待たれると
ころ。終値は75日線に接近している。
[一目均衡表]
・終値が「雲」領域の下限に接近中。また、遅行線が上位にあった日足に到達し、両者の
位置関係が注目されそうだ。同線は「雲」領域のも近づいている。
[オシレーター]
・RSIは4、9、14日が、上昇。高値警戒感が台頭している。
・ストキャスティクスは、%K線、%D線が高値圏でのもみあい。
[パラボリック]
・日経平均、同先物は、買いポジションを継続。
日経平均(買いポジション、3月25日転換)
日経平均先物当限(買いポジション、3月24日転換)
(ロイター日本語ニュース)
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