中国株ファンドの3月末純資産は前月比‐15.6%、相場急落で痛手
[東京 7日 ロイター] 中国株ファンドの3月末時点の純資産残高は、前月比
15.6%減の9680億1000万円と1年ぶりに1兆円を割り込んだ。3カ月連続
の減少で、昨年末との比較では5000億円以上減少したことになる。投信情報サービ
ス会社リッパーのデータをもとにロイターが集計した。相場の下落による資産価値の目
減りとともに、資金の流出傾向が続いていることが背景とみられる。
3月はハンセン中国企業株(H株)指数.HSCEが前月比約13%、香港ハンセン指
数.HSIが約6%それぞれ下落したほか、外貨建てB株と人民元建てA株の両方をカバー
する上海総合株価指数.SSECが20%超の大幅下落となり、資産価値が減少した。「一
部に利食い売りなどが出ているが、長期でのリターンを見据えて保有を続ける投資家もお
り、解約が大きく膨らんでいるわけではない」(大手証券)との指摘もあった。
3月末時点の中国ファンドの本数は追加型41本、単位型23本、ファンド・オブ・
ファンズ(FOFs)3本の計67本。3月の新規設定は2本で、償還が1本あった。
中国株ファンドの中で3月末の純資産残高が最大だったのは、三井住友アセットの「三
井住友・ニュー・チャイナ・ファンド」62003515JP.LP。残高は2月末の1129億円
から892億円に減少した。同ファンドについては「今年に入ってから資金の流出超が続
いているが、3月でも48億円の流出超で、相場下落による影響の方がはるかに大きい」
(三井住友アセットマネジメント)という。
2位はUBSグローバル・アセット・マネジメントの「UBS中国株式ファンド」
62006062JP.LPで838億円(前月末は1021億円)、3位はHSBC投信の「HS
BC中国株式ファンド(3カ月決算型)」62005584JP.LPで664億円(同818億
円)だった。
3月末に純資産が300億円以上のファンドは前月より2本減り、11本となった。
◎純資産300億円以上のファンド(残高は3月末現在、単位型は2月末現在)
・三井住友・ニュー・チャイナ・ファンド/三井住友AM 892億円
・UBS中国株式ファンド/UBSグローバルAM 838億円
・HSBC中国株式ファンド(3カ月決算型)/HSBC投信 664億円
・チャイナ騰飛(トンフェイ)62004485JP.LP
/大和住銀投信投資顧問 500億円
・HSBCチャイナオープン62003718JP.LP/HSBC投信 422億円
・CAグラン・チャイナF62004736JP.LP/CアグリコルAM 346億円
・チャイナ・ロード62004484JP.LP/日本投信 331億円
・三菱UFJチャイナオープン62000420JP.LP
/三菱UFJ投信 324億円
・新成長中国株式ファンド62006349JP.LP/新光投信 322億円
・日興AM中国A株ファンド262005062JP.LP/日興AM 322億円
・三井住友・中国ファンド・大国2006─362005506JP.LP
/三井住友AM 315億円
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