〔金利マーケットアイ〕国債先物/ユーロ円金先が一段高、白川総裁発言で買い戻し強まる

2008年 06月 13日 16:44 JST
 
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〔金利マーケットアイ〕

 <16:35> 国債先物/ユーロ円金先が一段高、白川総裁発言で買い戻し強まる

 夕方の金融市場で国債先物やユーロ円3カ月金利先物が上昇している。白川方明日銀総裁が金融政策決定会合後の記者会見で「日米欧で景気と物価の状況は異なる」、「各国で同じような政策運営が協調しているということにはならない」などと発言したと伝わり、買い戻し圧力が強まったことが主因。国債先物は東証夜間取引(イブニングセッション)で一時、日中終値を50銭上回る132円85銭に上昇、金先も上げ幅を拡大した。

 市場参加者からは「欧米中銀の利上げ観測に乗じて売られすぎていた面があった」(外資系証券)との声が聞かれる。

 <16:10> スワップ金利は上昇、先物ゾーンにかけスティープ化

 スワップ金利は上昇した。市場参加者によると、金利変動幅は2年ゾーン1.875ベーシスポイント、3年ゾーン3.5bp、5年ゾーン6.625bp、7年ゾーン7.5bp、10年ゾーン7bp、20年ゾーン6bp、30年ゾーン5.5bp。イールドカーブは先物ゾーンにかけてスティープニングする一方、先物ゾーンから超長期ゾーンがフラット化する形状となった。市場には「5―7年や7―10年でのスプレッドの買いが目立った」(邦銀)との指摘もあった。

 <15:45> ユーロ円金先/国債先物が上昇、日銀月報で買い戻しの声

 夕方の金融市場でユーロ円3カ月金利先物や国債先物が上昇している。足元の取引水準は、ユーロ円金先の中心限月2009年3月限が前日清算値より1ティック高い98.755。国債先物は、日中終値を25銭上回る132円60銭付近での推移となっている。市場参加者からは「日銀が午後3時に公表した金融経済月報のトーンが弱いとの見方が広がり、買い戻し圧力が強まった」(外資系証券)との声が聞かれる。

 みずほ証券・シニアマーケットアナリストの落合昂二氏は「月報では、ところどころが下方修正され、タカ派色を出した形跡がない」と話した。

 <15:30> 資金余剰で翌日物金利が急低下、金先は急落後に買い戻しも

 無担保コール翌日物金利が午後急低下。朝方は積み最終日を迎えて資金の出し手が慎重になる中、外銀勢が0.5%台半ばで調達したが、調達一巡後はじり安基調。年金払いで資金需給が余剰となる中、日銀が午後零時50分の定例調節で手形売出オペを通告して2000億円を即日吸収したが金利低下に歯止めがかからず、終盤には大手行が0.05%で調達する場面もあった。市場関係者によると、翌日物の加重平均金利は0.5%を下回る見通し。ユーロ円3カ月金利先物市場は反落。朝方は米債大幅安の流れを引き継いで値を大きく下げたが、午後にかけては買い戻しが入り、下げ幅を縮小した。「朝方は米債安で売りが出たが、ショートポジションがたまっており、さらに売り込んでいくのもリスクだった」(国内証券)という。日銀が午後3時に公表した金融経済月報は「基調判断を変えず、反応は限定的。政府の見方と平そくを合わせた内容だった」(国内証券)との見方が出ていた。

 <15:10> 国債先物は大幅反落で取引終える、長期金利は一時1.880%に上昇

 13日の円債市場は大幅反落した。海外市場で前日発表された5月米小売売上高が予想に反して強かった影響で米長期金利が急騰。これにより、10年最長期国債利回り(長期金利)は一時1.880%をつけ、2007年7月以来11カ月ぶりの高水準を更新した。中期/先物ゾーンに買いを入れる一方、長期ゾーンを売るオペレーションが長期金利を押し上げたとの指摘もあった。白川方明日銀総裁の記者会見を控えて様子見気分が強まり、取引一巡後は動意が和らいだ。

 国債先物の中心限月9月限の大引けは、前日終値より86銭安い132円35銭。長期金利は7ベーシスポイント高い1.865%。

 <14:25> 翌日物金利0.25%に低下、6月期内の供給オペ金利が上昇

 無担保コール翌日物金利が弱含み。準備預金の積み最終に向けた調達需要が一巡。年金払いで資金が余剰となる中、日銀が午後零時50分に2000億円を即日吸収したが、金利低下に歯止めがかからず、0.25%で一部取引が成立した。その後は同水準で国内勢から調達意欲が示されている。また、日銀が午後に実施した共通担保資金供給(本店)オペ(6月16日─6月30日)の全取落札金利は0.55%と前日の同オペ(6月13日─6月26日)の0.53%から上昇した。「6月期末の資金繰りに向けて、外銀勢がロール目的で応札しているのではないか」(国内金融機関)との声があった。

 <13:00> 日銀が2000億円を即日吸収、翌日物金利は0.45%付近

 日銀は午後零時50分の定例調節で、手形売出オペを通告して2000億円を即日吸収した。期日は6月16日。この結果、日銀は当座預金残高を9兆2000億円、準備預金残高を5兆円程度とした。

 準備預金の積み最終日を迎えたが、無担保コール翌日物金利は朝方の調達一巡後に弱含みで推移。午後の取引開始直後は0.4%台後半で取引が成立したことから、日銀は吸収オペで一段金利低下をけん制したとみられる。翌日物はオペ直後に0.45%で出合いを付けた。市場では「吸収額が2000億円と予想よりも少なかったことから、翌日物取引への反応は限られた。さらに金利が低下するようであれば、日銀は追加で資金吸収オペが実施してくる可能性もある」(国内金融機関)との声もあった。

 <12:35> 国債先物が下げ幅縮小で推移、全員一致の政策維持は予想通り

 国債先物が下げ幅を縮小している。足元の取引水準は、中心限月9月限が前日終値より95銭安い132円26銭付近。日銀は12―13日に開かれた政策決定会合で金融政策の維持を全員一致で決め、「無担保コールレート(オーバーナイト物)を0.5%前後で推移するよう促す」とした。市場では、全員一致での政策維持を見込む声が支配的だったため、これを手掛かり材料視する雰囲気はないもよう。

 参加者からは「テクニカル要因からとみられる買い戻しが影響した可能性がある」(外資系証券)との声が聞かれる。金融政策の影響を受けやすい中短期債利回りは、2年269回債流通利回りが前日比3.5ベーシスポイント高い1.020%、5年72回債流通利回りは8bp高い1.550%。

 <11:48> 国債先物が1円超の下落、米利上げ観測再燃で売り加速

 国債先物は大幅に反落して午前の取引を終えた。前日に発表されて米指標でFRBの早期利上げ観測が再び台頭し金利が上昇した流れを受け、東京市場でも「過剰な反応」(国内証券)とされながらも先物や中期ゾーンに売りが続いた。先物9月限は前日比80銭安と大幅安で寄り付いた後、押し目買いで下げ幅を縮める場面もあったが、日経平均株価がマイナス圏にいながらも下げ渋ったことなどから先物に売りが加速。一時前日比1円16銭の132円05銭まで下落し、同1円03銭安の132円18銭での前引けとなった。現物市場では中長期ゾーンを中心に金利が上昇。5年債は「2年債利回りがここまで上昇しているのでカーブの形状からも売られやすく、銀行勢などが買いに向かえず買い手がいないという認識が広がっているのでなかなか抑えが利かない」(国内証券)といい、利回りは一時前日比8.5bp高い1.555%まで上昇した。長期金利は同8.0bp高い1.875%まで上昇し、現在は1.870%。

 日銀金融政策決定会合終了後の、夕方の白川日銀総裁の記者会見に向けて様子見となる向きも多い。同総裁はこれまでも物価高による景気下ブレ懸念を示しているが「こういう落ち着かない相場が続いているからこそ、欧米でのインフレ圧力が高まっているとしながらも国内の景気下ブレの可能性に重きを置いた中立的なスタンスを示すこれまでの発言を踏襲する」(外資系証券)との予想があった。

 <11:30> 積み最終の翌日物は0.50%中心、調達一巡後は落ち着く

 無担保コール翌日物の取引中心金利は0.50%付近となった。準備預金の積み最終日を迎えて、資金の出し手が運用に慎重になる中、取引開始直後は外銀勢が一時0.54─0.55%付近に水準を切り上げて調達した。ただ、準備預金残高5兆2000億円程度に対して残り所要積立額が3兆8400億円。「余剰地合いで出し手が通常よりも早めに資金を出してきた」(国内金融機関)ことから、調達一巡後は弱含んだ。午前終盤には大手行の調達意欲が見られず、外銀が0.50─0.52%付近で調達した。ユーロ円3カ月金利先物は米債安を受けて大幅反落。中心限月09年3月限は一時前日清算値比7ティック安の98.675と、11日に付けた直近安値(98.685)を下回り、96年7月以来約12年ぶりの水準に下落した。欧米中銀がインフレ警戒姿勢を強める中、午後に予定されている白川方明日銀総裁の会見に注目が集まっている。「金先は年内の利上げを織り込んだカーブ形成をしており、総裁会見で中立的な政策姿勢に変化がなければ、いったん買い戻される可能性がある」(邦銀)という。

 <09:56> 5年債利回りが11カ月ぶり水準に上昇、買い手不在で売り加速

 円債現物市場は、中短期債を中心に売りが膨らみ、金利が上昇している。5年債利回りは前日比7.5bp高い1.545%に上昇して前年7月以来、11カ月ぶりの水準に上昇した。「2年金利の上昇が5年ゾーンにも波及している。主な買い手である銀行勢は、買えない状況の中で手元のポジショ

 
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