〔緊急アンケート〕日銀金融政策に関するアンケート調査:コメント集
[東京 30日 ロイター] ロイターが30日、金利・為替市場関係者を対象に実施した緊急アンケート調査での回答者の主なコメントは以下の通り(順不同)。
<JPモルガン証券・シニアエコノミスト 足立正道氏>
次の金融政策:利上げ(09年4─6月)
展望リポートは、当面の政策金利据え置きを明確に示唆。ただ、中長期的な金利の正常化は断念していないこともうかがえる。時間は要するにしても米国経済等を中心とする下振れリスクが軽減化していけば利上げは再開されるだろう。
<みずほインベスターズ証券・マーケットアナリスト 井上明彦氏>
次の金融政策:利上げ(09年1─3月)
経済・物価の水準感からみて、方向感での利下げは困難。物価上昇圧力が強く、年金問題もあるなか、政治的にも利下げ圧力は加わりにくい。景気のボトムが08年1─3月で、4─6月に踊り場脱出の兆しが見出せれば、年末にも利上げの可能性はある。
<大和住銀投信投資顧問・国内債券運用第二グループファンドマネージャー 小田昌寛氏>
次の金融政策:利下げ(08年9月)
通常の景気減速サイクルに加えて物価上昇や与信厳格化などが重なり、景気は今後さらに悪化する可能性が高い。展望リポートでも利上げ姿勢を撤回、中立姿勢への転換がみられ、雇用環境悪化に伴い利下げせざるを得ない状況になるだろう。
<大和総研・債券ストラテジスト 奥原健夫氏>
次の金融政策:利上げ(09年1─3月)
白川総裁は福井前総裁に比べるとハト派に見えるが、展望リポートで物価見通しを見るとインフレ警戒は強いようだ。信用不安がおさまれば利上げの方向に動くのだろう。
<安田投信投資顧問・運用本部長 小泉治氏>
次の金融政策:利上げ(09年7─9月)
米国金融システムの安定にしばらく時間がかかり、世界経済の不透明感はなかなかぬぐえない。国内景気のけん引役を外需に頼らざるを得ないので、利上げのタイミングは遅れると考える。
<明治安田生命・チーフエコノミスト 小玉祐一氏>
次の金融政策:利上げ(09年1─3月)
展望リポートでは、当面は利上げも利下げもないことが示唆されたが、米国景気はこれまでの大幅利下げの効果もあって年後半には持ち直す可能性が高く、日銀は年明け以降、利上げの時期を模索する展開となるだろう。
<東海東京証券・チーフエコノミスト 斉藤満氏>
次の金融政策:利上げ(09年1─3月)
米国が(金融機関救済のために)公的資金を注入し、金融政策が落ち着いたときが日銀が金利を正常化するチャンスで利上げが可能となる。
<大和証券SMBC・金融市場調査部長 末澤豪謙氏>
次の金融政策:利上げ(09年1─3月)
日銀は年内様子見の後、米経済の底打ち、利上げスタンスへの転換を見極めて、2009年1─3月期に利上げ再開。
<岡三証券・経済調査部シニアエコノミスト 坂東明継氏>
次の金融政策:利上げ(09年7─9月)
経済・物価動向の展望の中での金融政策運営方針は従来の方針を踏襲しており、政策金利は今後も据え置きが予想される。政策委員の大勢見通しに関してもほぼ予想通りの結果といえ、相場への影響は限定的であろう。
<トヨタアセットマネジメント・チーフファンドマネージャー 深代潤氏>
次の金融政策:利上げ(09年4─6月)
今年1─3月期の国内経済はまずまず、4─6月期は米国景気対策、夏場は北京オリンピックがあり、景気減速懸念が払しょくされないながらも、政策は「待ってしまう」可能性がある。一方でその後の反動を考慮すると、金融政策は「動くに動けない」状況が続く。
*「緊急アンケート調査」の結果は[ID:nTK0125080]をダブルクリックしてご覧ください。
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