〔テクニカル分析〕日経平均・日経平均先物当限=9日現在

2008年 05月 9日 17:55 JST
 
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 水野 文也記者

 [東京 9日 ロイター] 日経平均.N225、日経平均先物当限JNIc1は、続落。現

物・先物はいずれも上値・下値を切り下げるとともに、戻り圧迫感を印象付ける動きで、

調整色を濃くしてきた。

 一方、移動平均線では、終値が5日線を割り込み、目先は休養との印象を強くしている。

今後は下値に位置する25日線が支持線として機能するか否かが注目されそうだ。

 現物の足は、上下にごく短いヒゲを伴う「大陰線」となった。下値を大きく切り下げた

だけではなく、このところサポートラインとして機能していた5日移動平均(1万

3903円44銭=9日現在)を下回るなど、にわかに調整ムードを高めた格好。3月

17日の年初来安値(1万1691円00銭)を起点とする中期的な上昇波動が崩れるま

でには至っていないものの、一目均衡表でも終値が転換線を下に突き抜けるなど、当面は

調整局面となりそうな状況だ。1万4000円を固めきれず、7日の直近高値(1万

4208円67銭)と2月27日に付けたザラ場の戻り高値(1万4105円47銭)と

を結ぶラインが強力な上値抵抗線になることも考えられる。いずれにしても、戻り相場を

維持するために仕切り直しが必要になったと言えよう。

 今回の足は、下方硬直性を感じさせず、弱さを際立たせている。下げ幅が大きくなった

こともそうだが、7日高値を形成した時に出現した「コマ」に準じる足が「宵の明星」を

思わせるパターンとなっており、調整が避けられそうにない。価格帯別累積出来高で、

1万3500円前後の水準は底堅いとみられる一方、その付近には25日平均線(1万

3494円90銭=9日現在)が位置するため、下げ続けた場合でも、その辺りでいった

んは止まるとみられる。しかし、今回の急落で1万4000円前後の水準が重いと思わせ

てしまったため、再度上昇波動をはっきりさせるためには、ある程度の日柄調整が必要に

なろう。

 心理的な支持線である1万3500円や25日線を大きく割らずに反騰に転じれば、中

長期的な上昇トレンドについて自信を深めることになろうが、これらをあっさり割り込ん

だ場合は、深押しを警戒しなければならなくなりそうだ。

 半面、上値メドとしては、1万4000円や7日の直近高値が意識される。

 

[移動平均線]

・終値が5日線を下回り、短期的には弱気に転換。今後は、終値と25日線の位置関係が

注目されそうだ。

[一目均衡表]

・終値が転換線を下回った。遅行線は「雲」領域内で推移している。

[オシレーター]

・RSIは4、9、14日が、反落。過熱感は一気に解消し、さらに下押すと今度は売ら

れ過ぎの感が強くなる。

・ストキャスティクスは、%K線、%D線が急落。売りサイン。

[パラボリック]

・日経平均、同先物は、買いポジションを継続。

 日経平均(買いポジション、4月18日転換)

 日経平均先物当限(買いポジション、4月18日転換)

(ロイター日本語ニュース 編集 内田慎一)

 
 

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