上海・深セン株式市場・大引け=反落、インフレ加速を懸念
前営業日比 売買代金概算
上海総合指数.SSEC
大引け 3613.494 43.345安 1285.4億元(上海A株)
高値 3693.160
安値 3552.473
前営業日終値 3656.839 77.692高 1084.2億元(上海A株)
滬深300指数.CSI300
大引け 3878.924 46.117安
高値 3973.058
安値 3806.519
前営業日終値 3925.041 103.722高
上海B株指数.SSEB
大引け 258.014 1.952安 0.57億米ドル
高値 262.850
安値 254.104
前営業日終値 259.966 6.883高 0.56億米ドル
深センB株指数.SZSB
大引け 561.957 1.923安 2.48億香港ドル
高値 569.585
安値 556.529
前営業日終値 563.880 8.243高 2.56億香港ドル
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[上海 9日 ロイター] 9日の上海・深セン株式市場は、政府による新たな株価下
支えの兆候が見られたにもかかわらず、反落して引けた。インフレ加速が近く利上げを誘
発するかもしれないとの懸念に圧迫された。
外貨建てB株と人民元建てA株の両方をカバーする上海総合株価指数.SSECは取引前
半で1%余り上昇したものの、その後値を消し、結局前日終値比43.345ポイント
(1.19%)安の3613.494で終了した。安値は3552.473。
値下がり銘柄数は495、値上がり銘柄数は389。
上海A株の売買代金は1285億元(184億ドル)と、前日の1084億元から拡大
した。
金融引き締めの影響を最も受けやすい銀行株と不動産デベロッパー株が下落を主導。中
国工商銀行(601398.SS: 株価, 企業情報, レポート)が2.69%下げたほか、大手デベロッパーの万科企業
(000002.SZ: 株価, 企業情報, レポート)は4.95%安。
関係筋が8日遅くにロイターに語ったところによると、中国の4月の消費者物価指数
(CPI)上昇率は8.5%となり、3月の8.3%を上回った。一方、政府が9日発表
した中国の4月の卸売物価指数(PPI)は8.1%の上昇となり、CPIへの持続的な
圧力の高まりが示された。
証券会社のアナリストは「CPIが予想より高い数字であることを考えれば、早くて来
週末にも利上げの可能性がある。株式市場は経済見通しの悪化に苦しむだろう」と述べた。
中国の王岐山副首相は9日、上海での会合で、インフレは中国の最大の経済問題である
と強調、また設備投資の伸びが依然高すぎるとして、当局は引き続き景気抑制策を強化す
るとの方針を示した。
中国平安保険(601318.SS: 株価, 企業情報, レポート)は取引前半に66.66元まで上伸。最低半年間は大規模な
株式発行計画を実施しないと公式に表明したことが好感された。ただ同株はその後上げ幅
を大幅に縮小し、2.23%高の64.08元で引けた。
深セン証券取引所が会員に対し、流通制限期間が終了した株の集中的な売りを抑制する
規定を守るよう求め、違反者への罰則を強化したとのニュースは、当局による新たな株価
支援の兆候とみられる。ただ中国証券監督管理委員会の尚福林委員長が9日、株価指数先
物や信用取引の導入の具体的な日程はまだ決まっていないと述べたことは投資家らを失望
させた。
この発言を受けて証券株は軟調で、海通証券(600837.SS: 株価, 企業情報, レポート)は6.50%安。同社は信用
取引を試行する証券会社のグループに選ばれると予想されていた。
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