UPDATE1: 8月マネーストックM2は前年比+2.4%、準通貨が9年半ぶり高い伸び

2008年 09月 8日 10:29 JST
 
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 [東京 8日 ロイター] 日銀が8日発表した8月のマネーストック(M2)は前年比2.4%増となり、7月の同2.1%増より伸び率が拡大した。ロイターがまとめた民間調査機関の予測中央値は前年比プラス2.1%で、発表された数字はこれを上回った。普通預金など預金通貨は引き続き前年比マイナスで推移したが、定期預金などの準通貨の伸びが全体を押し上げた。

 準通貨は前年比2.3%増と、1999年2月につけた同2.9%以来の高い伸びとなった。

 日銀では、準通貨が9年半ぶりの高い伸びを示したことについて、銀行が金利キャンペーンなどにより定期預金の売り込みを図っているためではないか、と分析している。

 M3は前年比1.0%増と7月の同0.8%増から伸びが拡大。2004年12月につけた同1.0%以来の高い伸びとなった。広義流動性も前年比0.8%増と7月の同0.7%増(改定値)から10カ月ぶりに伸びが加速した。

 

 <銀行貸出平残は前月から横ばい>

 

 同時に発表された8月の貸出資金吸収動向によると、銀行・信金計の貸出平残は7月と同じ前年比1.8%増となった。

 特殊要因調整後の8月銀行貸出は前年比2.4%増となり、7月の同2.5%増から伸びがわずかに縮小した。

 日銀は、8月の貸出動向について「前月とほとんど数字の動きはなく、横ばい。原材料高を背景に短期運転資金の需要が続いているほか、住宅ローンもどんどん伸びていく状況ではないが、引き続き堅調に推移している」と総括した。先行きについては、原材料価格の下落が与える影響に注目している、という。

 *日銀の発表資料は以下のURLをダブルクリックしてご覧下さい。

  マネーストック: here

貸出資金吸収動向: here

 

 (ロイターニュース 志田義寧記者)

(yoshiyasu.shida@thomsonreuters.com; 03-6441-1837; ロイターメッセージング:yoshiyasu.shida.reuters.com@reuters.net)

 
 

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