〔金利マーケットアイ〕スワップ金利は中長期で上昇、国債先物に比べて緩慢な動き

2008年 09月 19日 16:00 JST
 
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〔金利マーケットアイ〕

 <15:55> スワップ金利は中長期で上昇、国債先物に比べて緩慢な動き

 スワップ金利は中長期ゾーンで上昇。主要中銀によるドル流動性対策の発表や整理信託公社(RTC)型不良債権処理機関の設立構想など金融危機対策が相次いで打ち出されたことで金融市場の混乱がいったん収束するとの思惑から、国債先物が急落。これを受けてスワップ金利7年ゾーンを中心に上昇圧力がかかった。もっとも「スワップ金利は値動きが速い国債先物に追随できず、金利上昇幅も小幅にとどまった」(邦銀)として、動きは緩慢だった。前日夕方対比の金利変動幅は2年が0.25ベーシスポイント(bp)程度の低下、3年が0.125bp程度の上昇、5年が0.75bp程度の上昇、7年が1.5bp程度の上昇、10年が1bp程度の上昇、20年が0.5bp程度の低下、30年が1bp程度の低下。

 <15:53> 翌日物0.1─0.2%台に急落、22日の決済日に警戒感

 無担保コール翌日物金利が急落。合計3兆円の即日資金供給を経て、午後の外為決済の時間帯を過ぎるとしっかりと調達希望を入れていた外銀勢の調達意欲が急速に減退した。市場関係者によると、直近の出合いは外銀で0.25%、邦銀で0.10%で、いずれもオファーがビッドに歩み寄る形での取引だった。加重平均金利は前日に続き、日銀誘導目標(0.50%)を割り込むとみられている。大量決済日となる22日の国債発行日は波乱が予想され、22日スタートの翌日物(トムネ)は強含み。外銀のビッドが0.80%付近、邦銀は0.53─55%付近とレートが大きくかい離している。同日の資金繰りを懸念し、共通担保資金供給オペ(22─24日)のレートも案分0.740%と高かった。ターム物は資金のオファーが乏しく、引き続き高止まり。ユーロ円金先は、ドル供給対策を受けて地合いが好転しており、株高/債券安の流れで上値は重かったものの下値は限定的だった。

 <15:10> 国債先物が大幅続落で引け、急落後は日銀総裁発言で買い戻しも

 国債先物中心限月12月限は前日比1円32銭安の137円02銭と大幅続落して引けた。主要中銀によるドル流動性対策の発表や整理信託公社(RTC)型不良債権処理機関の設立構想など金融危機対策が相次いで明らかになったことを受けて金融市場の混乱が徐々に収束するとの思惑から、割高感が出ていた国債先物は海外勢の売りを巻き込んで急落した。白川方明日銀総裁が参院財政金融委員会で、緊急利下げを含め、金融政策はすべてのオプションを常に考えて判断するとの発言したことで、海外中銀との協調利下げの連想が働いて買い戻しが急速に入る場面もあったが、週末を迎えて海外イベントリスクも意識されて戻りは限られた。現物市場は日銀総裁発言で中期ゾーンを中心に買われたが、全般に方向感に欠いた動きとなった。10年最長期国債利回り(長期金利)は午後3時現在、前日比変わらずの1.485%。

 <14:28> 国債先物が下げ幅縮小、日銀総裁発言で協調利下げを連想

 国債先物中心限月12月限は一時前日比64銭安の137円70銭と下げ幅を縮小した。白川方明日銀総裁が参院財政金融委員会で、緊急利下げを含め、金融政策はすべてのオプションを常に考えて判断するとの発言したことが買い手掛かりとなった。市場では「現段階で利下げが遠のいたとみていたが、総裁発言で海外中銀との協調利下げもあるのではないかとの思惑が浮上した」(国内金融機関)との見方があった。ユーロ円3カ月金利先物中心限月09年3月限も一時4ティック高の99.185に急伸する場面もあった。

 <13:14> 日銀が1兆円を追加供給、外銀のレート強含みをけん制

 日銀は午後零時45分、1兆円の共通担保資金供給オペを即日実行で通告し追加供給を行った。午前と合わせきょうの即日資金供給額は3兆円となった。外銀勢の調達希望が0.6%後半から0.7%近辺まで上昇し、午前の供給の後も下げ渋ったためレートの強含みをけん制した。準備預金の積みが進んでいる邦銀勢のビッドは午前の段階ですでに誘導目標(0.50%)を大きく割り込む水準まで低下していたが「外為決済の時間帯前後の波乱も考えられるので、念を入れて追加供給を行ったのではないか」(国内金融機関)とみられている。オペ後の取引は外銀勢が0.60%付近、邦銀勢は多くが0.4%台でのビッドとなっている。

 日銀の追加供給の結果、当座預金残高は10兆9000億円程度、準備預金残高は8兆4000億円程度となる見込み。

 <12:57> 国債先物が136円90銭付近、ドル高・株高で戻り鈍い

 国債先物中心限月12月限は136円90銭付近で推移している。午後の取引開始直後に一時137円を回復する場面もあったが、「為替でドルが堅調、株価もしっかりと推移していることが相場の上値を圧迫している」(国内証券)といい、戻りは限定的だった。前引け後に発表された国債買入オペでは応札額が7211億円と前回(9020億円)から減少。市場では「先物周辺銘柄がオペに入った可能性があるが、マーケットへの影響は限定的」(別の国内証券)との声があった。

 

 <11:50> 金先は上値重い、レポ・国債買現先オペレート高止まり

 ユーロ円3カ月金利先物は期先で売りが優勢となる一方、期近物は底堅い推移となっている。各国中銀のドル供給対策や米RTC構想が明らかになり「質への逃避」が巻き戻されて株高/債券安が進行、金先の売りにもつながった。もっとも日米欧の中銀によるドル供給策は金先にとっては好感される材料との見方もある。金先は前日、LIBOR、TIBORの上昇によるリスクを懸念し急落。しかし中銀の対策を受けて資金繰り不安が和らぎ、金先は値を戻していた。

 レポ市場は需給のひっ迫が続いており、GCレートは0.7%前半での推移。日銀が午前9時半に通告した国債買い現先オペ(1兆2000億円、9月24─10月3日)の結果は、案分レート0.730%、平均落札レート0.739%となった。前日通告の同オペに次ぐ規模のオファー額で、案分レートは横ばいで高止まりしている。

 <11:35> 国債先物が大幅続落で前引け、金融危機対策で海外勢が売り

 

 国債先物中心限月12月限は前日比1円39銭安の136円95銭と大幅続落で前引けとなった。主要中銀によるドル流動性対策の発表や整理信託公社(RTC)型不良債権処理機関の設立構想など金融危機対策が相次いで明らかになったことで、これまで質への逃避で買われてきた国債への売り圧力が強まった。特に割高感が強かった国債先物は商品投資顧問業者(CTA)などの売りを巻き込んで、一時136円61銭と8月6日以来の水準に下落した。現物市場も先物安を受けて軟調。中期ゾーンには前日同様に国内勢から9月期末を控えた換金売りの動きも出ていた。10年最長期国債利回り(長期金利)は一時4.5ベーシスポイント(bp)高い1.530%に上昇、その後1.525%で午前取引を終了した。

 

 <11:34> 翌日物が二極化、外銀0.6%台に対し邦銀0.3─0.4%台

 無担保コール翌日物取引では、外銀勢と邦銀勢のレートが大きく離れ資金需要が二極化している。朝方に0.67%で出合いをつけた外銀は、日銀の2兆円の即日資金供給を受けていったん0.6%前半までビッドを引いたが、取れる資金がなく再び0.6%半ば─後半に調達希望レートを切り上げている。一方、邦銀勢は朝方の0.5%前半から、オペ後には0.50%付近から0.4%割れまでビッドを引き下げ、地銀などのビッドは0.35─0.40%まで下がっている。午後の追加の即日資金供給については「レートが下がりすぎると超過準備を抱えてしまうことになり、難しいところ。ただ、取引レートを引き上げているのがオペに参加できない外銀であるためオペの効果が薄くなる可能性は否めないにせよ、保守的なスタンスで金額を減らした追加供給を行うのではないか」(国内金融機関)との見方があった。

 トムネ、スポネ、ターム物取引は資金の出し手不在で閑散。長い資金の運用に対して金融機関は極端に慎重になっている。必然的にビッドの水準が切り上がり、一部では、期末越えの翌日物(9月30─10月1日)の翌日物が地銀の調達で2.0%の出合いをつけたという。

 <10:46> 国債先物の下げ幅1円50銭超える、ロング解消の動きも

 国債先物中心限月12月限は一時136円62銭と前日終値からの下げ幅が1円50銭を超えた。日経平均株価が前日比300円を超す大幅な上昇となっていることで、債券売りの圧力が強まっている。「海外勢などからロングポジションを落とす動きが出ているのではないか」(外資系証券)という。現物市場では10年最長期国債利回り(長期金利)は同4.5bp高い1.530%に上昇した。

 <09:45> 国債先物が一時下げ幅拡大、RTC設立の動きで海外勢が売り

 国債先物が下げ幅拡大。中心限月12月限は一時前日比99銭安の137円35銭と9月12日以来約1週間ぶりの水準に下落した。米国で整理信託公社(RTC)型不良債権処理機関の設立に向けた動きが出たことをきっかけに「米金融システムが正常化に向かい始めるのではないかとの思惑」(外資系証券)が出たことを受けて、海外勢などから先物に売りが膨らんだ。もっとも現物市場では様子見ムードが強い。「リーマンの破たんに絡んで決済不能(フェール)懸念が出ていることもあり、積極的に売買が手控えられている」(外資系証券)という

 
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