UPDATE1: 東京株式市場・前場=大幅反発、海外勢の買いで銀行株が急騰
日経平均.N225 日経平均先物12月限<0#2JNI:>
前場終値 11868.20 (+378.90) 前場終値 11800 (+390)
寄り付き 11631.60 寄り付き 11750
安値/高値 11615.20─11875.49 高値/安値 11680─11820
出来高(万株) 122771 出来高(単位) 88952
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[東京 19日 ロイター] 午前の東京株式市場では、日経平均が大幅反発。一時は
400円近い上昇となり、1万1800円台を回復して前場を終えた。金融の混乱解決に
向けて米関係当局が総動員で対策に取り組み始めたことを受けて、期待感からの買いが先
行した。中心になったのは銀行株で、海外勢などの買いから3メガバンクが急騰した。
前場の東証1部騰落数は値上がり1064銘柄に対して値下がり588銘柄、変わらず
が66銘柄だった。
米国が整理信託公社(RTC)のような不良債権処理機関の設立を模索していることが
明らかになり、米ダウ工業株30種.DJIは410ドルの大幅上昇となった。その後も、
危機打開策に関する報道が相次ぎ、米政府がディストレスト資産を買い入れる権限を議会
に求めるとの方針やマネー・マーケット・ファンド(MMF)に対し預金保険型の保護制
度を導入する可能性などが伝えられ、東京市場でも期待感が高まった。週末にかけて、米
財務長官とFRB議長は議会指導者との協議を重ねる見通しだ。
マーケット規制の面でも、すでに発動されている空売り規制に加え、米証券取引委員会
(SEC)のコックス委員長が早ければ明日にも追加発表することを明らかにした。「マ
ーケット規制がかかっていると、政策への反応が大きくなる」(準大手証券)と期待され
ている。これらを受けてドルは106円台に上昇、グローベックス市場でも米株先物が大
幅高で推移した。中国株式が大幅高でスタートしたことも東京市場のセンチメントを改善
した。
海外勢が銀行株を中心に買いを入れ、これに短期筋が加わって3メガバンクが急上昇。
三井住友フィナンシャルグループ(8316.T: 株価, ニュース, レポート)の値上がり率は10%を超えた。先物への買い
戻しが強まったこともあり、日経平均は一時400円近い上昇となった。
市場では「市場の催促に応えて米国政府が対策に本腰を入れ始めた。内外株価の下落に
はいったん歯止めがかかりそうだ」(投信)と期待する声が多い。一方で「ボラティリテ
ィが出ているため、短期筋が動きを強めている。期待感が先行している面があるため、期
待はずれになれば株価の下げも早そうだ」(準大手証券)との声も聞かれる。
個別では、みずほフィナンシャルグループ(8411.T: 株価, ニュース, レポート)を筆頭に、東証1部売買代金上位3
位までを3メガバンクが占めた。いずれも大幅高。4位以下、新日本製鉄(5401.T: 株価, ニュース, レポート)、
トヨタ自動車(7203.T: 株価, ニュース, レポート)、キヤノン(7751.T: 株価, ニュース, レポート)と主力株が続き、すべて買いが先行した。
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(ロイター日本語ニュース 松平陽子)
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