今日の円債見通し=小反発、週明け以降の入札ラッシュ意識も
レンジ 下値/上値抵抗線
国債先物9月限 137.50─138.10 136.90/138.14
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RSI―9 5日移動平均 25日移動平均
国債先物9月限 59.685 137.83 136.85
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10年最長期国債利回り 1.460%―1.420%
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[東京 21日 ロイター] 国債先物は小反発して始まる見通し。前日の海外市場で
米債券相場が急伸した流れを引き継いで、流動性の高い先物ゾーンに資金が流入する公算
が大きい。景気後退局面入りが意識されていることも相場の支えになり得る。週明け以降、
利付国債の入札ラッシュを控えており、需給懸念から騰勢を強めるには至らなそうだ。
国債先物には買いが先行すると見込まれている。手掛かり材料に乏しい中、前日の米金
融・債券市場が急伸した流れを引き継ぐことが予想されるため。米債券市場では、連邦住
宅抵当金庫(ファニーメイ)(FNM.N: 株価, 企業情報, レポート)と連邦住宅貸付抵当公社(フレディマック)(FRE.N: 株価, 企業情報, レポート)
をめぐる懸念が最高潮に達し、短期債利回りは3カ月ぶりの水準に低下。
現地の投資家は、政府系住宅金融機関(GSE)2社への政府支援が金融システムへの
一段のリスクとなり、住宅市場の低迷と信用危機が悪化する可能性を懸念している、との
見方があった。
日本証券業協会が20日発表した7月の公社債投資家別売買状況によると、短期証券を
除いた公社債売買高で外国人投資家は1兆6848億円の買い越し。「超長期ゾーンを売
る代わりに中期ゾーンの債券を買うスティープニングトレードが相次いだ影響ではない
か」(国内証券)との指摘があり、信用不安を巻き込んだ取引が持ち込まれれば、利回り
曲線のスティープ化に拍車がかかりそうだ。
景気後退が依然、強く意識されている。財務省が20日実施した5年利付国債(74回
債、表面利率1.0%)では、利回り設定が4カ月ぶりの低水準だったにもかかわらず、
入札の好不調を示す「テール」が2銭の開きにとどまった。「都銀は4―6月に売り越し
ており、買い遅れた向きも少なくない。潜在的な投資ニーズは強い」(外資系金融機関)
ことも国債利回りを下押しする要因になり得る。
夏季休暇の影響で、利付国債の入札が通常より下旬に集中している。「来週以降も20
年物や2年物と発行ラッシュになるため、上値は重そう」(外資系証券)との指摘があり、
騰勢を強めるかどうかは微妙だ。参加者からは「需給が相場動向を支配している面があり、
利回り水準が日銀利下げを織り込む水準に達している中期ゾーンで売り物が出れば、相場
が急落する可能性がある」(別の外資系金融機関)との声も聞かれる。
(ロイター・ニュース 山口 貴也記者)
(takaya.yamaguchi@thomsonreuters.com; 03-6441-1792; ロイターメッセージング
:takaya.yamaguchi.reuters.com@reuters.net)
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