〔外為マーケットアイ〕ユーロ250ポイント超の急落、ドル/円は3週間半ぶり高値を更新
〔外為マーケットアイ〕
<17:47> ユーロ250ポイント超の急落、ドル/円は3週間半ぶり高値を更新
夕方の取引でユーロが1.39ドル前半から一時1.3666ドルまで250ポイント超、一気に急落。昨年12月半ばから下値抵抗線となっていた1.3840ドルを割り込んだことで、ユーロ売りを誘発するストップロスを相次ぎ巻き込んだという。同様のストップがあったとされるユーロ/英ポンドも0.95ポンド半ばから0.94ポンドまで急落した。対ユーロでドルが急伸したことで、ドル/円も92円半ばのストップロスを巻き込んで一時92.95円まで急上昇。3週間半ぶりの高値をつけた。
<14:36> ドル92円付近、米誌バロンズが米国債のバブルの可能性を指摘
ドル/円は92円付近で底堅い展開。日経平均.N225が9000円に乗せてきょうの取引を終えたことで、投資家のリスク志向が回復するとの期待感が生じ、ドルを売りづらい雰囲気だという。ただ、「年末に発表された米経済指標は全く良くなかったので、積極的にドルを買い上げる地合いではない」(邦銀)という。
一方、5日付の米投資情報週刊紙バロンズは、米財務省証券は現時点で最大の投資バブル状態にあるかもしれないと指摘、景気回復、ドル安もしくはインフレ上昇時には安全性に何の保証もないとの見方を示した。
指標となる米国債10年物US10YT=RRの利回りは2.41%付近で、2日のニューヨーク市場終盤とほぼ変わらず。2日のニューヨーク市場では米国株.DJIが上昇したことを受け、米国債は全般に大幅に下落した。
<13:42> スイスフランが85円前半に反落、買い一巡との声も
スイスフラン/円CHFJPY=は85.20/30円の気配で、きょうこれまでの高値85.92円付近から反落している。イスラエル軍がパレスチナ自治区ガザへ地上部隊の侵攻を始めたことで地政学的リスクが高まり、スイスフランは避難通貨として買い地合いとなっていたが、「世界が未曾有の経済危機に直面する中で、局地戦争が為替相場を左右する余地は以前に比べて限定的になっている」(外為専門会社)との指摘もあり、地政学的リスクの高まりを背景に、スイスフラン高が今後も定着するか不確かとの見方もある。
対ドルでは1.0790フランと高値の1.0705フラン付近から弱含んでいる。
<11:45> ユーロ1.3850ドル付近へ反落、欧州大手行に訴訟の可能性との報道
ユーロが1.3850ドル付近へ下落。英テレグラフ紙は電子版で、ミラノ市への融資をめぐってドイツ銀行など欧州大手行が訴訟を起こされる可能性があると伝えた。ユーロは対円でも下落しており127.55円付近で取引されている。
<10:10> スイスフランが小幅反落、買い地合いは継続
スイスフラン/円CHFJPY=Rが85円後半と、昨年末につけた2カ月ぶり高値から小幅に反落している。昨年末にかけての取引では、イスラエル軍のパレスチナ自治区ガザ侵攻で地政学的リスクが高まっているとして、スイスフランに買いが先行。「特にオイルマネーの買いが目立っていた」(外銀)といい、スイスフランは対ドルCHF=で1.03スイスフラン付近と4カ月ぶり、対ユーロEURCHF=でも1.47スイスフラン付近と1カ月半ぶり高値を更新したが、年明けの取引では利益確定と見られる売りが出ている。ただガザ地区では依然としてイスラエル軍の攻撃が続いているため、スイスフランに買いが入りやすい状況も続いているという。
<09:40> 豪ドル65円後半、原油高背景に1カ月半ぶり高値
豪ドル/円AUDJPY=Rが65円後半と1カ月半ぶりの高値を更新した。前週末海外の取引から為替市場では、豪ドルやノルウェークローネNOK=など資源国通貨の上昇が目立っている。「原油価格の上昇が手掛かり」(外銀)で、きょうアジア時間の取引でも原油高を受けて底堅い動きが続いている。
ウエスト・テキサス・インターミディエート(WTI)原油先物2月限CLG9は、現在1バレル=47.70ドル付近と2週間ぶりの高値圏で取引されている。米原油先物はイスラエル軍がパレスチナ自治区ガザへ地上部隊による侵攻を開始して以来、3日連続で上昇。ロシアによるウクライナへのガス供給削減も背景となっている。
<09:23> ドル92.00円付近、輸出企業の売り
ドルは一時91.92円まで下落。年明け後初の取引では「輸出企業が早速売り始めた」(邦銀)という。市場筋によると、ドルの92円半ばから上値には国内勢の売り注文が控えている。しかし5・10日とあって買い需要もあるといい、その後すぐに92.00円付近へ値を戻すなど売買は交錯している。一時128.55円まで上昇したユーロEURJPY=Rは128.15円付近まで反落した。
<09:18> ドル92円前半、ユーロに海外勢の買い
午前9時現在のドル/円は、前週末ニューヨーク市場の午後5時時点から小幅下落し92円前半で取引されている。ユーロ/ドルに海外ファンドや投資家と見られる向きの買いが入ったことで、朝方の取引ではユーロが対ドル、対円ともに小幅上昇している。昨年末に欧州勢のリパトリエーションと見られる買いに上昇したユーロは、年明け後の反落を見込む声が多かったが、そうした見方を逆手に取って買い仕掛ける動きもあるといい、売買が交錯している。
<08:30> 8日発表の英中銀金利決定に関心、大幅利下げなら対ユーロでポンド売りも
7―8日にかけてイングランド銀行(英中央銀行)が開催する金融政策委員会に関心を示す声が出ている。ロイターが昨年12月前半に実施した調査では、2.0%の政策金利を0.5%引き下げるとの声が大勢だったが、その後の英景気の急減速などを受けて、現在は0.75%―1.0%の大幅利下げを想定する声も上がっている。年明け後は一服となっているものの、英ポンドは昨年末にかけて全面安となっていただけに、英中銀の利下げが大幅になれば英ポンド売りが再び強まる可能性があるという。英ポンドは特に対ユーロEURGBP=で大きく売られ、12月30日に一時0.98ポンド半ばと初の1ユーロ=1ポンドの大台に接近。現在は0.95ポンド半ばへ小幅反発している。
<07:50> ユーロ反落は欧州勢のリパトリ一巡が背景か、金融機関の経営状況に不安の声
昨年末にかけての取引では、ユーロ/ドルEUR=が3カ月ぶり高値となる1.47ドル前半を、ユーロ/英ポンドEURGBP=が史上最高値の0.98ポンド半ばをつけるなどユーロの上昇が目立ったが、年明け後は一転して反落する値動きとなっている。市場では、ユーロを押し上げたのは欧州系金融機関を中心とする欧州勢のリパトリエーション(資金の本国還流)が主因だったとする声が多く、例年より大規模になったと見られるリパトリの背景には「欧州金融機関の経営状況が相変わらず厳しいのではないか」(外銀)との見方が出ている。ユーロ圏でも急速な景気悪化が進んでいるため、昨年末のユーロ高をめぐっては「何らかの(特殊な)フローがあった可能性が高い」(別の外銀)といい、それがはく落する年明け後は反落に向かうとの見方から、早くもユーロを売り仕掛ける動きも出ているという。
現在ユーロは1.3880ドル付近、ユーロ/円EURJPY=Rは127.90円付近。前週末海外市場終盤の水準近辺でもみあいとなっている。
<07:10> きょうの予想レンジはドル91.50―92.80円付近、国内勢の年明け需要に関心
きょうのドル/円JPY=の予想レンジは91.50―92.80円付近。前週末海外で株高を背景にドル高/円安が進んだ流れを引き継ぐ見通し。日本勢にとっては年明け初の取引に加え、実需の売買が集中する5・10日とあって、国内企業・投資家などの出足に関心を示す声が出ている。市場の注目は9日発表の12月米雇用統計に集まっているが、短期的には「株高が続けばドル高/円安がもう少し進む可能性もある」(外銀)という。
(東京 5日 ロイター)
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