円債こうみる:米新政権の政策期待、急激なフラット化修正=バークレイズ 森田氏
<バークレイズ・キャピタル証券 チーフストラテジスト 森田長太郎氏>
円金利市場は年末にかけて急激に進展したフラット化の修正が入っている。きっかけは国債需給にフォーカスした米金利の上昇、スティープニングの動き。米国市場ではオバマ米新政権による景気対策への期待が浮上。年末の株式市場は政策期待に対する反応が早かったが、金利市場は株式市場と逆の動きを示して低下していた。
円債は財政需要面で米国債ほどの供給圧力はないのは確かだが、先月下旬の動きを踏まえれば、国債カーブにおいて過度なブル・フラットニングの反動が今後生じやすいだろう。金利が低下方向にオーバーシュートしていた分、押し目買いを吸収しながら適正水準に定着するかどうかは分からない。10年最長期国債利回り(長期金利)は短期的に1.4%、1.5%に揺り戻しの可能性も否定できない。
(東京 6日 ロイター)
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