東京外為市場・正午=ドル93円前半、1カ月ぶり高値から反落
ドル/円JPY= ユーロ/ドルEUR= ユーロ/円EURJPY=R
正午現在 93.14/19 1.3591/96 126.58/68
午前9時現在 93.18/23 1.3635/40 127.06/17
前日NY17時 93.45/50 1.3612/16 127.36/46
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[東京 6日 ロイター] 正午現在のドル/円は、前日ニューヨーク市場の午後5時
時点から小幅下落し93円前半で取引されている。前日夕方から海外市場にかけてドルは
対円、対ユーロともに大きく上昇、ドルは一時93.59円と昨年12月8日以来1カ月
ぶりの高値をつけたが、アジア時間の取引ではそうした動きも一服。利益確定の売りに押
された。
市場では前日にドルが上昇したのは、オバマ次期米大統領が打ち出した景気刺激策への
期待感が手掛かりとする声もあるが「昨年末に急騰したユーロがポジション調整的に反落
したことが主因。ドル主体の動きではない」(外銀)として、ドルの上値追いは限られる
とする見方が複数出ている。
東京市場のドルは輸出企業などの売りに一時93.04円まで下落。前日海外で
1.3546ドルと3週間ぶり安値をつけたユーロ/ドルも、1.35ドル半ばから
1.36ドル前半のもみあいとなった。
前日夕方から海外時間にかけての取引ではユーロが大きく下落。対ドルで半月ぶり安値
の1.3546ドルまで400ポイント弱、対英ポンドEURGBP=D4でも半月ぶり安値と
なる0.92ポンド前半まで350ポイント弱の急落となった。
複数の市場筋によると、下げのきっかけとなったのは対英ポンドでのユーロ売り。イン
グランド銀行(英中央銀行)が、利下げ予想が大勢の1月会合で金利を据え置く可能性が
あるとのうわさや、資産担保証券(ABS)の保証に踏み切るとの観測などを手掛かりに
英ポンドが上昇。特に、1ユーロ=1英ポンドの大台を狙って英ポンド売りが目立ってい
た対ユーロで買い戻しが活発化した。ユーロ/英ポンド売り圧力はかなり強かったといい
「中東勢など幅広い向きの売り」(邦銀)が、一段のユーロ売りを誘発するストップロス
を次々に巻き込んだという。
英ポンドに対するユーロ売りが強まると同時に、ユーロ売りが波及する形で、ユーロ/
ドルも昨年12月からの下値抵抗線だった1.3840ドルを割り込んで大きく急落。テ
クニカル上のポイントをつけたことで「かなりまとまった(ユーロ売りを誘発する)スト
ップロスを巻き込んだ」(別の外銀)という。英テレグラフ紙が電子版で、ミラノ市が融
資をめぐって欧州大手行の訴訟を検討していると伝えたことが、ユーロ売りの手掛かりに
なったとする声もある。
ユーロ/ドルが急落したことで、ドル買いが波及してドル/円は1カ月ぶり高値をつけ
た。
<GSがユーロ売り推奨、景気見通しに懸念>
ゴールドマン・サックス証券は5日付の顧客向けリポートで、ユーロ売りを推奨した。
ユーロは過去半年間にわたって欧州通貨に対して上昇してきたが、ユーロ圏の成長見通し
は他の欧州各国と同調して低下する見込みであること、欧州中央銀行(ECB)の金利引
き下げを予想していることなどがその理由。ユーロ売りはノルウェー・クローネとスウェ
ーデン・クローナ、英ポンドのバスケットに対して実施するべきだとしている。
現在のレートはAFX=、時系列のレートはJPNUTKYFXをご覧下さい。
(ロイター日本語ニュース 基太村真司記者)
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