東京外為市場・正午=ドル93円前半、1カ月ぶり高値から反落

2009年 01月 6日 12:10 JST
 
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       ドル/円JPY=   ユーロ/ドルEUR=  ユーロ/円EURJPY=R

正午現在   93.14/19  1.3591/96  126.58/68

午前9時現在 93.18/23  1.3635/40  127.06/17

前日NY17時 93.45/50  1.3612/16  127.36/46

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 [東京 6日 ロイター] 正午現在のドル/円は、前日ニューヨーク市場の午後5時

時点から小幅下落し93円前半で取引されている。前日夕方から海外市場にかけてドルは

対円、対ユーロともに大きく上昇、ドルは一時93.59円と昨年12月8日以来1カ月

ぶりの高値をつけたが、アジア時間の取引ではそうした動きも一服。利益確定の売りに押

された。

 市場では前日にドルが上昇したのは、オバマ次期米大統領が打ち出した景気刺激策への

期待感が手掛かりとする声もあるが「昨年末に急騰したユーロがポジション調整的に反落

したことが主因。ドル主体の動きではない」(外銀)として、ドルの上値追いは限られる

とする見方が複数出ている。

 東京市場のドルは輸出企業などの売りに一時93.04円まで下落。前日海外で

1.3546ドルと3週間ぶり安値をつけたユーロ/ドルも、1.35ドル半ばから

1.36ドル前半のもみあいとなった。

 前日夕方から海外時間にかけての取引ではユーロが大きく下落。対ドルで半月ぶり安値

の1.3546ドルまで400ポイント弱、対英ポンドEURGBP=D4でも半月ぶり安値と

なる0.92ポンド前半まで350ポイント弱の急落となった。

 複数の市場筋によると、下げのきっかけとなったのは対英ポンドでのユーロ売り。イン

グランド銀行(英中央銀行)が、利下げ予想が大勢の1月会合で金利を据え置く可能性が

あるとのうわさや、資産担保証券(ABS)の保証に踏み切るとの観測などを手掛かりに

英ポンドが上昇。特に、1ユーロ=1英ポンドの大台を狙って英ポンド売りが目立ってい

た対ユーロで買い戻しが活発化した。ユーロ/英ポンド売り圧力はかなり強かったといい

「中東勢など幅広い向きの売り」(邦銀)が、一段のユーロ売りを誘発するストップロス

を次々に巻き込んだという。

 英ポンドに対するユーロ売りが強まると同時に、ユーロ売りが波及する形で、ユーロ/

ドルも昨年12月からの下値抵抗線だった1.3840ドルを割り込んで大きく急落。テ

クニカル上のポイントをつけたことで「かなりまとまった(ユーロ売りを誘発する)スト

ップロスを巻き込んだ」(別の外銀)という。英テレグラフ紙が電子版で、ミラノ市が融

資をめぐって欧州大手行の訴訟を検討していると伝えたことが、ユーロ売りの手掛かりに

なったとする声もある。

 ユーロ/ドルが急落したことで、ドル買いが波及してドル/円は1カ月ぶり高値をつけ

た。

 <GSがユーロ売り推奨、景気見通しに懸念> 

 ゴールドマン・サックス証券は5日付の顧客向けリポートで、ユーロ売りを推奨した。

ユーロは過去半年間にわたって欧州通貨に対して上昇してきたが、ユーロ圏の成長見通し

は他の欧州各国と同調して低下する見込みであること、欧州中央銀行(ECB)の金利引

き下げを予想していることなどがその理由。ユーロ売りはノルウェー・クローネとスウェ

ーデン・クローナ、英ポンドのバスケットに対して実施するべきだとしている。

現在のレートはAFX=、時系列のレートはJPNUTKYFXをご覧下さい。

 (ロイター日本語ニュース 基太村真司記者)

 
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