UPDATE1: 信金中金が総額2000億円の中核的自己資本の調達を検討、信金業界から

2008年 11月 20日 18:39 JST
 
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 [東京 20日 ロイター] 信金中央金庫は20日、信用金庫業界から総額2000億円程度をめどに中核的自己資本(Tier1資本)の調達を検討すると発表した。年度内実施を視野に調達する。

 これまで信金中金は、2006年2月に1000億円、2007年3月に1000億円、2008年9月26日に2269億円の資本調達を実施してきたが、いずれも劣後ローンの借り入れで、補完的自己資本(Tier2)への組み入れだった。今回は、自己資本の質的向上を図るため、Tier1に組み入れられる資本を調達することにした。2008年9月末までにTier2資本はTier1と同額まで積み上がっているため、Tier2をこれ以上増やすことができないことも背景にある。

 今回のTier1資本の調達手段としては、すでに発行している上場優先出資(8421.T: 株価, ニュース, レポート)とは種類の異なる優先出資を発行する可能性や、信用金庫業界から調達した既存の期限付き劣後ローンの繰り上げ返済を行う可能性もあわせて検討するという。

 2008年9月末の連結自己資本比率は17.06%で、このうちTier1比率は10.42%。9月末のリスクアセットで単純計算すれば、Tier1比率を13.68%まで押し上げる効果が見込める。

 一方で、信金中金は同日、ニューヨーク支店と香港支店を廃止して、海外支店から全面的に撤退すると発表した。両支店の閉鎖は、現地当局の認可が得られれば2009年3月31日までに完了する。これにより信金中金は、自己資本比率規制上で国内基準行に転換することになり、2009年3月期決算から金融庁による健全性の目安は4%に引き下がる見通し。

 

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 (ロイター日本語ニュース 村井 令二記者)

(reiji.murai@thomsonreuters.com; 03-6441-1823; ロイターメッセージング:reiji.murai.reuters.com@reuters.net)

 
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