〔金利マーケットアイ〕夜間取引で円金先・国債先物小動き、白川発言への反応乏しい

2008年 12月 1日 17:21 JST
 
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〔金利マーケットアイ〕

 <17:20> 夜間取引で円金先・国債先物小動き、白川発言への反応乏しい

 日銀の白川方明総裁の発言内容が伝わった夕方の金融市場では、ユーロ円3カ月金利先物や国債先物が動意薄の展開となっており、発言を受けた反応に乏しい。足元の取引水準は、ユーロ円金先の中心限月2009年3月限が前週末清算値より3.5ティック高い99.230付近。国債先物は東証夜間取引で、日中終値を2銭上回る139円41銭で推移している。

 参加者からは「需給による金利調整機能の低下は、利下げでは補いきれない。市場は具体的対応を待っている」(外資系証券)との声が聞かれた。

 <16:30> 2日入札の10年債利率1.4%有力、3カ月ぶりの新発で妙味

 2日入札の10年利付国債の表面利率は現段階で前月債(1.5%)から0.1%引き下げの1.4%が見込まれている。入札前取引(WI)の1日引け値は1.440%(複利)。2日朝の相場動向次第では1.5%になる可能性も残っている。

 10年債は中期債や超長期債と異なり明確な買い手が不在のため、入札に対して慎重な見方が出ている。レポ金利など調達コストの上昇で応札する証券会社のリスク許容度が低下していることもネガティブな要因。一方で、今月債は「3カ月ぶりの新発債で銘柄的にも妙味がある」(三菱UFJ証券・債券ストラテジストの稲留克俊氏)として一定の需要が見込まれる。またイールドカーブ上事前調整が奏功して割安感が出ていることも買いを促しそうだ。「可もなく不可もなく、無難な結果になるのではないか」(国内証券)という。

 <15:50> 国債先物中心限月の出来高1.1万枚、約5年ぶりの低水準

 東京証券取引所によると、国債先物中心限月12月限の1日出来高は1万1401枚(11月28日の夜間取引およびスプレッド取引含む)と、2003年12月26日以来、約5年ぶりの低水準となった。

 <15:45> スワップ市場は閑散、イールドカーブはスティープ化

 スワップ金利は小動き。28日発表の10月鉱工業生産速報やきょうの10月毎月勤労統計など景気悪化を示す指標が相次いでいるが、金利低下が限定的。「午後になり2年ゾーンで小口の受けがやや強まった程度」(邦銀)と閑散商いとなった。前週末夕方対比の金利変動幅は2年が0.5bp程度の低下、3年が0.25bp程度の低下、5年と7年が変わらず、10年が1bp程度の上昇、20年が1.75bp程度の上昇、30年が2bp程度の上昇。イールドカーブはスティープ化した。

 <15:40> 円金先・短国の追随買いみられず、キャッシュ低下に懐疑的見方も

 1日の短期金融市場では、ユーロ円3カ月金利先物(金利ベース)や短期国債利回りが低下した。日銀の流動性対策が打ち出されるとの観測が浮上したため。しかし追随した買いはみられず、取引一巡後は動意が和らいだ。大手銀行の貸し出し需要が後退するとは思えず、先行きのTIBOR金利低下に懐疑的との声も聞かれた。2006年3月の量的緩和解除後で最大となる計5兆円の国債買現先オペが打ち込まれ、現金担保付き債券貸借(レポ)取引の金利水準は小幅緩んだ。無担保コール翌日物金利はおおむね誘導目標に沿った。

 市場参加者によると、コール翌日物の加重平均金利は0.31%になる見込み。円金先の中心限月2009年3月限は、前週末清算値より3.5ティック高い99.230付近で推移している。

 <15:20> コール翌日物0.20%付近、大手行のビット消え軟化に向かう

 無担保コール市場で、翌日物金利が誘導目標を下回って推移している。市場参加者によると、足元の取引水準は0.20%付近。「大手銀行のビットが消えたとたん、取引水準が軟化に向かった」(国内金融機関)という。加重平均レートは0.31%前後になる見通し。

 <15:15> 国債先物が小幅続伸で引け、日銀が流動性対策検討との観測

 国債先物中心限月12月限は前日比1銭高の139円39銭と小幅続伸で引けた。前日の米債高や国内株価の下落を手掛かりにして買いが先行した後は、2日の10年債入札を控えて積極的な買いが手控えられた。米国市場で今週重要指標の発表が相次ぐことに加えて、2日に米自動車ビッグ3による経営再建計画案の提出などを控えていることも市場参加者の様子見を強めた。現物市場では10年債入札を控えている長期ゾーンが上値を重くする一方、中短期ゾーンは年末の資金繰りに向けて日銀が流動性供給の具体策を打ち出すのではないかとの観測からしっかりと推移した。

 白川日銀総裁は午後の講演で、日本の景気は停滞色が急速に強まっているなどとと述べた。三菱UFJ証券・シニア債券ストラテジストの長谷川治美氏は、総裁が国内金融環境について厳しい認識を示したと指摘した上で「今週、臨時の決定会合を開くのであれば、景気判断を下方修正するのではないか。その上で、企業金融対策を打ち出すのだろう」との見方をしている。講演内容では政策金利の引き下げなど一段の金融緩和策を示唆する発言がなかったこともあり、債券市場の反応も限られた。

 <15:00> 短期国債市場は動意薄、年明け償還債には売り圧力も

 日銀の白川方明総裁の「国内金融環境はアベイラビリティ中心に緩和度合いがこのところ急速に低下している」とする発言内容が速報で伝わったが、短期国債市場の反応は鈍い。「この日までの日銀関連の観測報道で小じっかりで始まったが、一巡後はオファー残り。2009年1月と2月のそれぞれの償還債券に至っては、売り圧力が広がっている」(国内金融機関)との声が聞かれた。

 短期金融市場をめぐっては、午後に実施された共通担保オペの落札金利が小幅軟化したことを受け、「マインドが多少改善するかもしれない期待感がある」(別の国内金融機関)との指摘も浮上したが、「基本的な雰囲気はさほど変わっていない」との声が多い。

 <14:55> ユーロ円金先は小じっかり、日銀総裁発言に反応の声も

 ユーロ円3カ月金利先物が小じっかりで推移している。足元の取引水準は、中心限月2009年3月限が前週末清算値より3ティック高い99.225付近。日銀の白川方明総裁の発言内容として「国内金融環境はアベイラビリティ中心に緩和度合いがこのところ急速に低下している」とのヘッドラインが伝わり、原資産となるTIBOR金利低下の思惑につながった、という。

 貸し手となる大手銀行の資金需要が残る状況で、先行きのTIBOR金利の低下には懐疑的な見方も少なくない。参加者からは「CPや社債などのクレジットスプレッド高止まりは利下げ云々で解決できる問題でもなさそう」(外資系金融機関)との声も聞かれた。

 <14:40> 日銀が8000億円の手形売りを通告、緩め調節を微調整

 日銀は8000億円の手形売りで市場から資金を即日吸収すると通告した。これにより、1日の当座預金残高は8兆7000億円、準備預金残高は6兆6000億円になる見込み。参加者によると、大手銀行の一角はまだ0.30%で調達意欲を示している。外銀は誘導目標付近に軟化したという。市場には「緩め調節を微調整したに過ぎない。追加で吸収オペが通告されることもあり得る」(国内金融機関)との声もあった。

 <14:11> 国債先物の午後値幅7銭、日銀総裁講演を控え様子見

 国債先物が動意薄。中心限月12月限は前日終値(139円38銭)付近で推移。午後の値幅は上下7銭にとどまっている。朝方は買いが先行した後は10年債入札を控えて積極的な売り・買いが手控えられている。市場では、10年債利回りが一時1.4%を割り込むなど「レンジ相場を前提にすると、現在の水準からキャピタルゲインが取れるのか不透明で、積極的に手掛けにくい」(邦銀)との声が出ている。また日銀の流動性対策への期待が出ているだけに白川日銀総裁の講演内容を見極めたいとして、様子見ムードも広がっている。

 <13:20> 東京レポ・レート、大量供給で3日スタートが0.475%に

 日銀が毎営業日ごとに公表している東京レポ・レートによると、1日スタート/2日エンドが0.481%、2日スタート/3日エンドが0.486%、3日スタート/4日エンドは0.475%だった。スポット物にかけてレートが上昇しやすいうえ、3日に税揚げという特殊事情も重なったが、逆にレートが軟化に向かう格好。参加者からは「4兆円に増額された国債買現先オペで全取り利回りが0.150%になり、沈静化に向かった」(国内金融機関)との声が聞かれる。

 市場には「あす以降もこのレベルかもう少し多い金額を打ち込んでもらわないと、取引水準が0.50%を超えかねない」(外資系証券)との指摘もあった。

 <13:05> 午後の定例調節でも即日オペ見送り、地銀・外銀やや強含み

 日銀は午後の定例調節で即日実施のオペ通告を見送り、1日の当座預金残高9兆5000億円、準備預金残高7兆4000億円とする調節姿勢を維持した。「外銀勢の調達水準が強含んでいるうえ、地銀勢でも0.30%ビッドがしっかり」(国内金融機関)との声があり、こうした資金需要に配慮したためとみられている。取引中心は誘導目標付近という。

 <12:55> 国債先物が上値重い、低調なオペ結果やTIBOR上昇で

 国債先物は上値が重い。中心限月08年12月限は午後寄り直後に一時前日比5銭安の139円33銭と午前終値(139円42銭)を下回った。前引け後に発表された国債買入オペの結果がやや低調

 
 

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批判もあるが、少し視点を引いてみると、国家予算と国民の目がこれほど接近したことは、かつてなかったのではないか、ということに気が付く。  ブログ 

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