REITファンドの12月末純資産は前月比横ばい、2カ月連続で資金流入超

2009年 01月 8日 19:27 JST
 
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 [東京 8日 ロイター] 投信情報サービス会社トムソン・ロイター・リッパーによ

ると、国内で販売されている上場REIT(不動産投資信託)ファンドの12月末の純資

産残高は前月末比横ばいの1兆1041億円(注)となった。同社の推計によると、資金

流出入額はプラス62億円となり、2カ月連続の流入超となった。

 12月は東証REIT指数が7カ月ぶりに前月比5%反発したほか、米REI

T指数MSCI US REIT Index .RMZが4カ月ぶりに16%強反発し、一部ファンドは恩恵

を受けた。ただ、欧州の不動産関連証券指数FTSE EPRA/NAREIT Europe Index

は4カ月連続の下落となったほか、円が米ドルや英ポンドに対して一段高になり、外貨建

て資産に投資するファンドの一部は痛手を受けた。

 1月7日付のリッパー・データ・リポートによると、追加型公募投信で上場REITの

みに投資しているREITファンドは前月比1本増の121本。リッパーが推計した資金

流出入状況によれば、設定額から解約額を引いた流出入額はプラス62億円で2カ月連続

の流入超となった。

 REITファンドは、株価との相関が低いとして、リスクや資産を分散するための商品

として2007年前半まで人気を集めていたが、その後は相場下落や米サブプライムロー

ン(信用度の低い借り手向け住宅融資)問題の深刻化で解約が相次ぎ、資金の流出傾向が

続いていた。

 

 REITファンドの残高は、07年5月にピークを付けた3兆9649億円に比べ約7

割減少している。12月の残高はわずかながら前月比で減少しており、8カ月連続の減少

となったが、ファンドクリエーションが「ベストプロパティー・インカム(毎月分配型)」

62006711JP.LPの基準価額を12月1日以降公表しなかったため、同ファンドの残高が

12月の残高合計に含まれていない。同ファンドの11月末の残高は約15億円で、仮に

同じ残高を12月分に加えると全体の残高は前月比プラスに転じることになる。

 REITファンドの中で12月の純資産残高が最大だったのは野村アセットマネジメン

トの「グローバルREITオープン」62004923JP.LPで1583億円。同ファンドの残

高は07年5月のピーク時には7700億円を超えていた。2位はDIAMアセットマネ

ジメントの「DIAMワールド・リート・インカム・オープン(毎月決算コース)」

62004576JP.LPの1361億円、3位は野村アセットの「ノムラ日米REITファンド」

62004590JP.LPの1083億円となっている。

 

 ◎12月末のREITファンドの本数・残高は以下のとおり。(カッコ内は前月末)

  全ファンド 121本(120本) 1兆1041億円(1兆1044億円)

  うち日本型  44本( 43本)   2212億円(  2163億円)

 (注)ファンドクリエーションが「ベストプロパティー・インカム(毎月分配型)」の

基準価額を12月1日以降公表しなかったため、同ファンドの純資産残高は集計に含まれ

ていない。なお同ファンドの11月末時点純資産残高は15.24億円だった。

 

リッパー・データ・リポートに関してはリッパー・ジャパン(電話:03-6441-1600)

までお問い合わせください。 

 

 
 

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