マス富裕層が注目する運用商品は国内株式と定期預金=HSBC調査
[東京 26日 ロイター] 英金融大手HSBC(HSBA.L: 株価, 企業情報, レポート)が日本の個人を対象に行った投資意識調査によると、金融資産1000万円以上を保有する「マス富裕層」の関心が最も高い資産運用商品は国内株式と定期預金で、国内株式への投資タイミングとしては「09年4─6月」が最適とみる向きが多い。
同社は金融資産1000万円以上1億円以下を保有するマス富裕層向けの金融サービス「HSBCプレミア」を展開しており、対象となる顧客層の意識の変化などを調べるため、4月16─17日に調査を実施した。
対象は東京都、神奈川県、千葉県、埼玉県に住む30─60代の男女832人で、金融資産1000万円以上の「マス富裕層」と1000万円未満の「マス層」に分けて分析した。
同社が26日に発表した調査結果によると、今後の投資姿勢として「積極的に資産運用をしていきたい」と回答したマス富裕層は18%で、マス層は8%にとどまった。また「積極的にではないが資産運用はしていきたい」と回答したマス富裕層は59%、マス層は43%で、マス富裕層の方が相対的に投資に前向きな姿勢を示した。
「積極的に資産運用をしていきたい」と回答したマス富裕層のなかでは、30代男性が35%と最も高く、40代男性が27%で続いた。50─60代男性は21%だった。「マス富裕層の中でも若年層であればあるほど、また、女性より男性の方が投資意欲が高い」(HSBC)傾向が浮き彫りになった。
一方、運用したい商品としては、マス富裕層もマス層も、国内株式と定期預金との回答が50%前後と圧倒的に多く、普通預金と外貨預金が20%台で続いた。マス層に比べてマス富裕層の関心が相対的に高かったのは株式投信(新興国)と海外株式(新興国)で、逆にマス層の意欲がマス富裕層より高かったのは外国為替証拠金取引だった。
投資意向のあるマス富裕層のなかで、国内株式に関して「資産運用を行うのに最適なタイミング」として「09年4─6月」と回答した比率は31%で最も高かった。「09年7─9月」と回答したのは18%。
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(ロイター日本語ニュース 大林優香記者)
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