アイフル<8515.T>CDSがワイド化、他の消費者金融も信用リスク回避の動き強まる
[東京 18日 ロイター] 午前のクレジット市場で、アイフル(8515.T: 株価, ニュース, レポート)<0#8515=JFI>のクレジット・デフォルト・スワップ(CDS)にワイドな気配が観測された。気配はアップフロントで68%(ビッド)─85%(オファー)と、直近の気配(仲値60%)から15%以上切り上がった。アイフルが18日、「産業活力再生特別措置法所定の特定認証紛争解決手続」(事業再生ADR手続)を申請すると発表したことを受けて、信用リスクを回避するプロテクションの買いの勢いが一気に増した。
マーケットでは、アイフルが金融機関からの借入れに対する弁済スケジュールの変更を正式に発表すれば、CDSのデフォルト(債務不履行)事由に該当する可能性が高いとみている。「国内普通社債(SB)などの社債については弁済スケジュールの変更対象となっていない。ただ、社債の扱いについて何ら決まっていないため、今後の事業再生ADR手続の中で確認する必要がある」(銀行系証券)との指摘が出ていた。
アイフル以外の消費者金融銘柄についてもプロミス(8574.T: 株価, ニュース, レポート)<0#8574=JFI>が1000ベーシスポイント(bp)─1900bp、アコム(8572.T: 株価, ニュース, レポート)<0#8572=JFI>が350─1000bpと、ワイドな気配が観測された。消費者金融セクターのCDSは、高水準の過払い金の利息返還請求、来年6月にも施行される貸出総量規制など収益環境が厳しい状況にあることから、すでに信用リスクを回避する取引が活発化していた。
iTraxxJapanシリーズ11ITJJP5Y=GFのプレミアムは210bpと、大幅にワイドな水準で取引が成立した。
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