6月末国内投資家保有のBRICs株投信残高は前月比+11.0%、2.5兆円超に

2009年 07月 13日 14:07 JST
 
記事を印刷する |

 [東京 13日 ロイター] 国内投資家が保有するBRICs株関連ファンド(国内

籍)全体の6月末純資産残高は前月比11.0%増の2兆5521億6100万円とな

り、前月末の約2.3兆円から6月は2.5兆円超えとなった。資金フローは中国の8カ

月連続での流入超を筆頭に、5月時点で唯一資金フローがマイナスだったブラジルも流入

超に転じ、すべてのカテゴリーでプラスになった。BRICs諸国の株式市場は、中国市

場以外は頭の重い展開となったが、為替面で円が新興諸国通貨に対して若干弱含んだこと

や流入に弾みがついてきた資金フローが残高増に寄与した。

 同残高は、トムソン・ロイター傘下の投信情報サービス会社リッパーが集計した

BRICs(ブラジル、ロシア、インド、中国)各国の株式に投資するファンド残高と

BRICs2カ国以上の株式に投資するファンド残高をロイターが合算した。

 6月のBRICs株式市場は、中国の上海総合株価指数.SSECが前月比12.4%上

昇したのを筆頭に、ハンセン中国企業株(H株)指数.HSCEが同5.12%上昇、香港

ハンセン指数.HSIも同1.14%と上昇したが、一方でロシアのRTS指数.IRTSは

同9.2%下落したほか、ブラジルのボベスパ主要株価指数.BVSPも同3.26%下

落、インドのムンバイSENSEX指数.BSESNも同0.9%下落した。

 複数の販売会社や運用会社関係者によると、BRICs諸国の株式市場は足元では軟調

に推移しているが、5月までの大幅な上昇や円高水準が継続していることで、個人マネー

の資金流入に弾みがついてきていた。「新興諸国の株式市場はボラティリティが高まって

いるが、一方で為替に推移してきていることもあり、この投資環境を投資家がどう判断す

るのかを注視したい」(国内証券)との声があった。比較的潤沢な資金フローから全体の

残高で2.5兆円超を記録した国内個人マネーのBRICs市場への投資だが、「資金

フローは足踏みになってしまうのか、(7月は)少しはペースが落ちても再び以前のよう

な活気が戻るのか、今後の資金フローについては見極めが難しい。戦々恐々としてみてい

る」(外資系投信)との声が聞かれた。

 ◎6月末BRICs関連ファンド(国内籍)の各残高は以下のとおり。

  (カッコ内は前月残高)

 

 ・ブラジル株ファンド   3302億1800万円(3255億3700万円)

 ・ロシア・東欧株ファンド 1374億3000万円(1415億9300万円)

 ・インド株ファンド    7007億5700万円(6607億5700万円)

 ・中国株ファンド   1兆0019億7400万円(8189億3700万円)

 ・BRICs株ファンド  3817億8200万円(3630億4400万円)

 

 *国内籍は追加型と単位型の合算、単位型は前月末データ

リッパー・データ・リポートに関してはリッパー・ジャパン(電話:0120-996-860)

までお問い合わせください。

 

 
 

株価検索

会社名銘柄コード
 
写真

2大政党制になったにもかかわらず「与党がだめなら野党に」という仕組みになっていない。それでも野党・自民党の復活を願う声はあるはずである。  ブログ 

  • 日本日本
  • アジア
  • 米国米国
  • 欧州
  • 東証1部 値上り率