6月末国内公募投信残高は前月比+1.6%の57.09兆円、5カ月連続増=投信協会
[東京 13日 ロイター] 投資信託協会によると、6月末の国内公募投信の純資産
残高は前月比1.6%増の57兆0901億円となり、5カ月連続で増加した。資金フロ
ーが3カ月連続の流入超となったほか、国内の株価上昇などによる運用増が支えた。
資金の純流入額は前月の5000億円超から一気に466億円と減少した。内訳をみる
と株式投信には、相場の上昇を背景に短期資金から資金が回り、07年12月以来の高水
準となる3631億円の純流入があった。
投信協会によると、6月の運用増は公募投信全体で8282億円となり、前月の2兆円
を超える運用増からは大幅に縮小したが、5カ月連続の運用増計上となった。
6月は国内株式相場は堅調で、東証株価指数.TOPXが前月比3.6%、日経平均
.N225が同4.6%それぞれ上昇したが、海外株式相場は米国のS&P総合500種
.SPXが変わらず、英FT100総合株価指数.FTSEは3.8%下落するなど内
外でまちまちの展開となった。前月に相場をけん引したBRICs諸国も、6月は中国以
外は前月比で下落した。
公募投信全体の約8割を占める株式投信の純資産残高は、6月は前月比2.7%増の
45兆8918億円と5カ月連続で増加した。相場上昇による利食い売りの解約も増えた
が、一部の新規資金による投資に加え、短期資金に入っていた資金が株式投信に回るな
ど、一部でリスク資産に資金が回り始めた。
追加型株式投信の資金フローを商品分類別にみると、流入超となったのは国際株式型と
ファンドオブファンズで、国際株式型は4カ月連続での流入超。ファンド・オブ・ファン
ズではリートファンドに潤沢な資金が流入した。一方、インデックス型や国内株式型など
は相場上昇による戻り売りなどを背景に流出超となった。
◎公募投信概況(6月末)
前月比
純資産総額 570,901億円( 1.6%)
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株式投信
設定 17,259億円( 31.4%)
解約 13,507億円( 34.1%)
償還 120億円( 4.0%)
運用増減 8,282億円
残高 458,918億円( 2.7%)
公社債投信(除くMMF)
設定 38,458億円( 29.7%)
解約 41,246億円( 50.5%)
償還 0億円
運用増減 0億円
残高 86,469億円(▲ 3.1%)
MMF
設定 800億円( 11.1%)
解約 1,177億円( 35.7%)
償還 0億円
運用増減 0億円
残高 25,513億円(▲ 1.5%)
備考)▲は減少
各社の純資産動向については、以下をダブルクリックしてご覧下さい。
総合計 JPFUND30─JPFUND33
株式投信 JPFUND34─JPFUND37
公社債投信 JPFUND38─JPFUND41
MMF JPFUND42─JPFUND43
中期国債ファンド JPFUND44─JPFUND45
MRF JPFUND46
(ロイター日本語ニュース 岩崎 成子記者)
(michiko.iwasaki@thomsonreuters.com; 03-6441-1799; ロイターメッセージング:
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