〔金利マーケットアイ〕新発5年債0.7%クーポンの見通し、増発分吸収できる見方大勢
〔金利マーケットアイ〕
<17:32> 新発5年債0.7%クーポンの見通し、増発分吸収できる見方大勢
財務省は5年利付国債(2014年6月20日償還)の入札を16日に実施する。発行額は前回債から3000億円増額の2兆3000億円を予定している。市場参加者によると、入札前の業者間取引(WI)などから判断して、表面利率(クーポン)は前回債から0.2%引き下げの0.7%になる見通し。0.7%クーポンは今年1月債(第79回)以来となる。マーケットでは、中期ゾーンの地合いに不安はなく、入札は無難に通過するとみている。市場では「(5年債は)短期債と比較して割高感がなく、悪くない入札結果になるだろう。銀行勢の余剰資金からすれば、増発分は吸収できる」(国内証券)との声が聞かれた。
<17:00> スワップ金利は小幅上昇、超長期にかけスティープ化
スワップ金利は小幅上昇した。市場参加者によると2年から7年ゾーンは変わらず、10年ゾーンが0.25bp、12年ゾーン0.5bp、15年ゾーン0.625bp、20年ゾーン0.75bp、30年ゾーン1.5bp。これにより、イールドカーブは超長期ゾーンにかけてスティープニングする形状となった。「超長期ゾーンで海外勢の払いの目立った前日の余韻が残った程度の動きだった」(邦銀)という。
<16:20> 夜間取引で国債先物反応せず、オペ延長3カ月に「出口意識」の声も
東証夜間取引(イブニングセッション)で国債先物は日中終値を1銭下回る138円63銭付近で推移している。日銀の白川方明総裁が金融政策決定会合後の記者会見で、オペ期間の延長期間を3カ月にとどめたことについて「足もとの金融環境の改善傾向が続いているため」と述べるなどしたが、手掛かり材料視されるには至っていない。
市場には「CPや社債買い切り、企業金融支援特別オペは3月末まで延長するとみていた参加者も少なくなかった。一部金融市場で歪みも生じるなか、総裁の発言は出口への意識も感じられる」(セントラル短資執行役員の金武審祐氏)との見方もある。
<15:40> 翌日物0.10%中心、積み最終日だが取り急ぐ動きなし
無担保コール翌日物金利は0.10%中心での取引となった。準備預金の積み最終日を迎えたが、多くの金融機関が資金繰りにメドをつけており、資金を取り急ぐ動きはみられなかった。出合いは地銀や信託で0.10─0.11%、一部の大手邦銀は0.10%割れの調達希望となった。レポGCレートはスポネ(7月17─21日)で0.12%付近での推移。国債買い現先オペの落札利回りは低下、共通担保資金供給オペは安定している。3カ月物T‐Billは0.155%と低水準。ユーロ円3カ月金利先物は売りが優勢となっている。
<15:15> 国債先物は反発で取引終了、短期筋の買い戻し
国債先物は反発で取引を終えた。中心限月9月限は米債安の流れを継いで売り先行でスタートした後、日経平均株価が伸び悩むと、短期筋からの買い戻しが入り、前日比でプラス圏に浮上した。その後は日銀金融政策決定会合の決定内容待ちで投資家は様子見となり、相場は小動きとなった。市場参加者によると、日銀展望リポート中間評価で、2010年度実質GDP見通し中央値が4月時点から下方修正されたことを、買い材料にする場面もあったが、相場への影響は限られた。社債・CP買い入れ、企業金融支援特別オペの期限を12月末まで延長したことについては、延長の期日が短いとの声が一部で聞かれ、様子を見て、一部廃止する意図がうかがえるとの見方が出ていた。現物債は小動き。中長期ゾーンには、きのうの大幅調整のあとだけに、銀行勢など金融機関からの押し目買いがみられたが、勢いはなかった。日銀金融政策決定会合の内容にも反応は鈍く、2年債は動意薄の展開となった。
国債先物の中心限月9月限の大引けは、前日比10銭高の138円64銭。10年最長期国債利回り(長期金利)は同変わらずの1.335%。
<14:45> 国債先物は強含み、中間評価GDP下方修正を一部で材料視
国債先物は強含みで推移している。中心限月9月限は一時、前日比19銭高の138円73銭近辺の高値圏で取引された。市場では「日銀展望リポート中間評価で、2010年度実質GDP見通し中央値が4月時点から下方修正されたことを、買い材料にしている向きがいる」(国内証券)との声が聞かれた。社債・CP買い入れ、企業金融支援特別オペの期限を12月末まで延長したことについて、市場では「3カ月の延長ということで、とりあえず様子見のために延長したという感じだ。様子を見て、一部廃止する意図がうかがえる」(同国内証券)との見方が出ていた。現物債では中長期ゾーンの金利が低下している。市場では「先物に連動している面があるほか、きのうの大幅調整のあとだけに、銀行勢など金融機関からの押し目買いが入っているようだ」(外資系証券)との指摘があった。10年最長期国債利回り(長期金利)は前日比0.5bp低下の1.330%、新発債の入札を控えている5年債の利回りは前日比1bp低下の0.670%をつけている。
<13:55> 共通担保オペ金利安定、ABCP延長3月末で中小支援か
日銀が本店方式で15日実施した共通担保資金供給オペ(8月19日期日)の落札金利は、案分ベースで0.120%となり、短期金融市場が安定的に推移していることを浮き彫りにした。日銀は、14―15日の金融政策決定会合で一連の資金供給オペの延長を決めた。短期金融市場では、これらの影響は、ひとまずみられていないという。
注目された企業金融支援特別オペは12月末まで延長、一方でABCPの適格担保要件の緩和を来年3月31日までとしており、参加者からは「ABCPがやや長い印象を受ける。中小支援を後押しする狙いだろう」(邦銀)との声が聞かれた。「オペ延長により今後、12月末までのプレミアムを潰しにいく動きが広がる可能性がある」(国内金融機関)との見方もある。
<13:40> 2年債利回りは0.250%付近、10年度CPI見通し変わらず
現物債市場で2年282回債流通利回りが前日比変わらずの0.250%で足踏みしている。日銀は展望リポートの中間評価を公表し、2010年度のCPI見通し(中央値)について、4月時点と同じマイナス1.0%とした。「さらに下方修正するようなら、一段の金利低下を見込む向きもいたのでは」(外資系金融機関)との見方もあったが、ひとまず動意薄の展開となっている。
国債先物は前日終値より10銭高い138円64銭付近。「社債・CPの買い入れ延長については事前予想に沿っており、仕掛け的な動きも含め、先物市場での動意も乏しい」(邦銀)という。
<13:25> 国債先物が強含みで推移、一部海外ファンド勢の買い観測
国債先物が強含んでいる。中心限月9月限は一時前日終値より18銭高い138円72銭まで買われ、きょうの高値を更新する場面があった。複数の市場参加者によると、一部海外ファンド筋からとみられる新規の買いが入った公算が大きい。市場には「中期ゾーンでの押し目買いは朝方に観測されたが、午後はこうした声は聞かれない」(邦銀)との指摘もあった。
主な年限の国債利回りは、2年282回債が前日比変わらずの0.250%、5年83回債が1bp低い0.670%。10年302回債は0.5bp低い1.330%付近で推移している。
<12:45> 国債相場にこう着感、中間評価では「物価見通し」に注目も
国債相場にこう着感が漂っている。国債先物の中心限月9月限は前日終値より10銭高い138円64銭付近での推移を続けている。「前日の米債が売られたわりに底堅い展開となった午前中の取引水準を維持している」(外資系証券)という。新発10年債利回りは前日比変わらずの1.335%。
参加者からは「日銀関連では中間評価の物価見通しに注目している」(欧州系証券)との声も聞かれる。4月時点での2010年度消費者物価指数見通し(除く生鮮食品)はマイナス1.0%。市場には「マイナス幅が広がるようなら、デフレ懸念が強まりかねない」(前出の欧州系証券)との見方もある。
<11:27> 積み最終日でも翌日物は安定、金先は決定会合の結果待ち
無担保コール翌日物は0.10%を中心とした取引だった。準備預金の積み最終日を迎えているが、多くの金融機関は今回の積み期の資金繰りにメドをつけており、資金を取り急ぐ動きはみられなかった。地銀や信託銀の調達は0.10─0.11%、大手邦銀の一部からは0.10%割れの調達希望もみられた。
ユーロ円3カ月金利先物は株価の上昇を受けて、朝方はやや売りが先行。日銀金融政策決定会合の結果発表を控え、動きづらいとの声も多い。決定会合では、日銀が9月末までとしている企業金融強化のオペの延長が決定となるか注目が集まっている。市場では「いずれ延長するなら早い方がいいという意見もあるのだろうが、足元の市場が落ち着いており、8月に延長を繰り越しても問題はない。早い段階での延長決定は、かえって日銀の説明を困難にするのではないか」(国内金融機関)と慎重な見方も多い。
<11:15> 国債先物は反発で午前終了、現物中期に銀行勢の買い
国債先物9月限は前日比10銭高の138円64銭に反発して午前の取引を終えた。前日の米債市場の下落を受けて売りが先行したが、株価の伸び悩みや現物債の底堅さに支えられ徐々に買いが優勢となった
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