UPDATE1: 東京株式市場・前場=続伸、みずほFGの値決めをにらみ海外勢が売り
日経平均.N225 日経平均先物9月限<0#2JNI:>
前場終値 9304.33 (+42.52) 前場終値 9310 (+60)
寄り付き 9307.45 寄り付き 9330
安値/高値 9266.2─9333.64 安値/高値 9270─9340
出来高(万株) 102961 出来高(単位) 31255
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[東京 15日 ロイター] 午前の東京株式市場で日経平均株価は続伸した。前日の
米株式市場で主要企業の決算が予想を上回ったことを背景に小幅続伸したことから、東京
市場もその流れを引き継ぎ、9300円付近で底堅い値動きとなっている。ただ、外為市
場で円高が一服しているものの主力株の上昇は鈍い。市場ではヘッジファンドを中心とす
る短期筋の取引が目立ち、手掛かりも乏しいことから「夏枯れ相場」との声も出ている。
一方、みずほフィナンシャルグループ(8411.T: 株価, ニュース, レポート)の公募増資に関する値決めについて関心が
強まっており、前場ではヘッジファンドによる大きな売りも出たようだ。
前場の東証1部騰落数は値上がり913銘柄に対して値下がり645銘柄、変わらずが
140銘柄だった。
前日の米株式市場は、ダウ工業株30種.DJI、ナスダック総合指数.IXIC、S&P
総合500種.SPXが小幅続伸となった。ゴールドマン・サックス(GS.N: 株価, 企業情報, レポート)の大幅な収益改
善は織り込み済みとされているが、米半導体大手インテルの第2・四半期決算で、特別項
目を除いた利益と売上高がともに市場予想を上回ったことなどが好感されたようだ。
東京市場午前の取引は、続伸して寄り付いたものの、日経平均は伸び悩んだ。ソニー
(6758.T: 株価, ニュース, レポート)、トヨタ自動車(7203.T: 株価, ニュース, レポート)などの主力株の伸び悩みが目立った。東海東京証券エク
イティ部部長・株式トレーディング業務統括の倉持宏朗氏は「海外勢が銀行株売り、海運
株買いなどの動きをみせている程度だ。これから本格化する国内企業決算や、政治の変革
を見極めたいとして、国内外の機関投資家は積極的な売買を手控えている」と述べた。
準大手証券トレーダーも「急ピッチで戻した後だが、徐々に指値売り注文が増え出すな
ど、戻り売りを警戒するムードが広がってきた。一気に上値を買う雰囲気ではなく、指数
は一進一退となっている」と指摘する。また、邦銀系の株式トレーダーは「手掛かりが乏
しいなか、ヘッジファンドをはじめ短期筋の取引にとどまっており、夏枯れ相場になりつ
つある」との見方を示す。
一方、公募増資を発表しているみずほFGの値決めについて関心が強まっている。前場
ではヘッジファンドの大規模な売りが出たと観測される。
セクター別では、米インテル(INTC.O: 株価, 企業情報, レポート)の好業績を受け、ハイテク関連が堅調。またバル
チック海運指数.BADIの10日ぶりの反発で海運が買われた。新日本製鉄(5401.T: 株価, ニュース, レポート)が、
休止中の大分製鉄所第1高炉を8月2日から再稼動すると発表したことを手掛かりに堅調
な値動きとなったものの、前引けにかけて下げた。
(ロイター日本語ニュース 吉池 威記者)
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