東芝<6502.T>、アレバ部門買収の共同提案でアブダビ国営企業と合意に至らず=関係筋

2009年 11月 10日 00:06 JST
 
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 [東京 10日 ロイター] フランスの原子力発電複合企業アレバGEPFi.PAの送配電機器部門「アレバT&D」の買収を検討してきた東芝(6502.T: 株価, ニュース, レポート)は9日、同日(フランス現地時間)に行われる同部門売却の国際入札でアラブ首長国連邦のアブダビ国営エネルギー会社(TAQA)TAQA.ADとの共同入札を断念した。複数の関係筋がロイターの取材に明らかにした。同筋によると、東芝は単独で応札した。

 

 アレバは、アレバT&D売却に関する2回目の国際入札を9日に行う。東芝は、注力する送配電機器部門の強化に向けアレバT&Dの買収を本格的に検討してきたが、5000億円規模の買収資金を要するアレバT&Dを財務体質が強固とはいえない同社が単独で買収することは困難な状況で、同社の落札する可能性は遠のいたとみられる。東芝は外国の投資ファンドなどと交渉し、2次入札が迫る中で、TAQAを有力パートナーとみて協議を続けてきたが、TAQAは同日までにアブダビ政府の同意を得られずに、最終的な意思決定が出来ない状況に陥った。

 第2次入札では、東芝のほか、米ゼネラル・エレクトリック(GE.N: 株価, 企業情報, レポート)や、仏重電大手アルストム(ALSO.PA: 株価, 企業情報, レポート)とシュナイダー(SCHN.PA: 株価, 企業情報, レポート)連合の3陣営でアレバ買収を競うとみられていた。関係筋によると、東芝はTAQAに代わる新たなパートナーとの折衝を続けていたが、現時点では現れていない。

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