UPDATE1: 東京株式市場・前場=続伸、金融法人の売りが上値抑える
日経平均.N225 日経平均先物12月限<0#2JNI:>
前場終値 9970.1 (+161.11) 前場終値 9970 (+170)
寄り付き 9904.68 寄り付き 9920
安値/高値 9897.1─9979.46 安値/高値 9910─9990
出来高(万株) 84044 出来高(単位) 30977
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[東京 10日 ロイター] 東京株式市場で日経平均は続伸した。前日米株式市場で
2%程度上昇したことを受け、幅広い買いがみられ、日本株も堅調な値動きとなった。1
3日のオプションSQ(特別清算指数)算出を前に大台の1万円を意識した売買が続いて
いる。増資による希薄化懸念が広がる銀行株も買い戻された。ただ、金融法人による大き
な売りも観測され、上値の重さが指摘されている。
前場の東証1部騰落数は値上がり1177銘柄に対して値下がり359銘柄、変わらず
が139銘柄だった。東証1部の売買代金は前日5177億円から拡大、5705億円だ
った。
前日米株式市場は、ダウ工業株30種.DJIが2.03%高、
ナスダック総合指数.IXICは1.97%高、S&P総合500種.SPXは2.22%高
といずれも大きく買われた。幅広い銘柄で買い優勢になり、ダウは1年1カ月ぶりの高値
を付けた。週末に開かれた20カ国・地域(G20)財務相・中央銀行総裁会議で景気刺
激策を継続する方針が示されたことを受け、投資家のリスク選好が高まった。
こうした米株高が日本株も押し上げた。前場の取引で日経平均は堅調な値動き。高寄り
した後もじり高となり、1万円をうかがう展開だった。市場関係者によると「週末にオプ
ションSQ(特別清算指数)算出を控え、アットザマネーの権利行使価格である1万円が
意識されている。この思惑に絡んだ注文も出ているようだ」(準大手証券トレーダー)と
いう。現物市場では、好決算銘柄を中心に幅広く物色されている。
ただ、市場では「SQ前の思惑的な売買を除けば、フローは細い。海外株高を好感して
いるが、海外勢の動きが鈍くなっているため上値は重い」(大手証券トレーダー)との声
が出ていた。米国株が2%程度上昇したのに対し、午前の日経平均上昇率は1.64%に
とどまった。別の株式トレーダーによると、前場は幅広い買い注文が優勢だったが、金融
法人の大きな売りで上値が抑えられたという。
個別銘柄では、東芝(6502.T: 株価, ニュース, レポート)が買われた。同社はフランスの原子力発電複合企業アレバ
GEPFi.PAの送配電機器部門「アレバT&D」の買収を検討してきたが、同部門売却の国
際入札で、アラブ首長国連邦のアブダビ国営エネルギー会社(TAQA)TAQA.ADとの
共同入札を断念。日本の官民出資のファンド「産業革新機構」と連携して応札した。
(ロイター日本語ニュース 吉池 威記者)
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