UPDATE1: 菅担当相の2次補正発言、10年度予算の前倒しとの趣旨=藤井財務相

2009年 11月 11日 18:09 JST
 
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 [東京 11日 ロイター] 藤井裕久財務相は11日の会見で、菅直人副総理兼国家戦略担当相が3兆円程度の第2次補正予算編成の可能性に言及したことに対し、編成自体が決まったわけではないとしながら、2010年度予算の一部を前倒して編成するという趣旨だと説明した。

 菅担当相は10日の記者会見で、2009年度第1次補正予算の見直しで捻出した3兆円程度を活用し、第2次補正予算を編成する考えを示唆した。

 これに対して藤井財務相は、菅担当相とも事前に話をしたことを明らかにし、「菅担当相の発言は、通常使われいる言葉でいえば前倒しであり、歳出を増やす要因ではない。2010年度予算が、その分減るという前提だ」と指摘。

 10年度予算一般会計の概算要求は、総額で過去最大の95兆円超となっているが、藤井財務相は「(概算要求の)95兆円の中に入っているものを先取りし、10年度予算の要求を取り下げてもらうという意味だ」と繰り返した。ただ、2次補正の編成自体が政府内で決まっているわけではないとも語った。

 政府は10日、日本航空(JAL)(9205.T: 株価, ニュース, レポート)の再建に向けた基本方針を公表したが、JALの企業年金減額問題について藤井財務相は「JALのOBが自発的に是正することはあり得る。(基本方針は)自らそうした行動をとらなければ、(年金減額を可能とする)法律を必ず出すという趣旨だ」と説明。JALの経営責任については「責任が経営者にあることは間違いない。当然、責任は経営者が自発的な意思でとると考えている」と語った。

 また、環境省がまとめた地球温暖化対策税の具体案について藤井財務相は「税調で議論の一つになるが、前提になることはあり得ない。議論の一つの素材だ」と述べ、環境省案にとらわれず幅広く議論していく考えを示した。

 (ロイターニュース 伊藤純夫記者)

(sumio.ito@thomsonreuters.com; 03‐6441‐1834; ロイターメッセージング:sumio.ito.thomsonreuters.com@reuters.net)

 
 

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