〔金利マーケットアイ〕スワップ金利は低下、中期ゾーンに強い受け
〔金利マーケットアイ〕
<16:56> スワップ金利は低下、中期ゾーンに強い受け
スワップ金利は中期、長期ゾーンを中心に低下した。債券市場では長期債に国内機関投資家の強い買いがみられ、また、5年債入札を好調に終えたことで中期ゾーンでも買いの強さが目立った。スワップ市場でも同様に長期ゾーン、中期ゾーンに国内証券などの受けが強かった。長期ゾーン以降は午前は受けが入っていたものの午後になると欧州系の払いも出ており、イールドカーブは全体としてはブル・フラット化してはいるが中期、長期にかけてのフラットニングが大きい、中べこみの形状となった。市場では「超長期が比較的、弱かったというよりは、中期の受けが非常に強かったという印象。もっとも、出来高は前日に比べて倍以上に膨らんだものの、まとまった額ではなく、少額の出合いが多くついていたようだ」(邦銀)との声が出ていた。
各年限の金利低下幅は、2年で1.25bp程度、5年で3.375bp程度、7年で4.75bp程度、10年で5.25bp程度、20年で4.875bp程度、30年で4.65bp程度。
<15:33> 翌日物0.10%中心、資金余剰感強く波乱要因見当たらず
無担保コール翌日物は0.10%中心の取引だった。準備預金の積み最終日を控えているが「通常よりも目立って資金調達意欲が強まるというようなことはなかった」(国内金融機関)という。来週にかけては積み最終日と積み開始日、国債発行日が続くが、コール市場、レポ市場ともに大きな波乱はないとみられている。国債買い現先オペ、共通担保資金供給オペともに落札レートは横ばい圏。
国庫短期証券(T‐Bill)市場はしっかり。新発3カ月物T‐Billは業者間取引で、前日比0.005%低い0.150%で出合いをつけている。財政拡大が続くことによってT‐Billの発行がさらに増える可能性が高まっているが、日銀の金融緩和政策を支えに、市場での消化に強い不安はないとの声は多い。ユーロ円金先も小動きながら、底堅く推移した。
<15:05> 国債先物は大幅続伸で終了、5年債入札順調で買い安心感
国債先物12月限は前日比63銭高の138円49銭で大幅続伸して取引を終えた。財政拡大への懸念を材料にした売りの流れが一服し、現物長期債に国内生保の買いが観測されるなど朝方から底堅さが目立つ展開だった。きょうの大きな注目材料であった5年債入札は、前週の10年債入札が不調に終わって以降、一部では財政不安による警戒感もあったものの順調な入札結果となり、市場のムードはさらに好転。先物にはCTA(商品投資顧問業者)の買いも入って上昇幅を拡大、現物債も見直し買いが入り長期金利は同5bp低い1.375%まで低下した。
<14:50> 金先は小動き、緩和政策支えに堅調だが短期的には材料難
ユーロ円3カ月金利先物は小動き。日銀の金融緩和政策継続の見通しを受けて買いが優勢の展開が続いているが、きょうは「順調に上値を切り上げてきたこともあり、さらに上値を試す勢いはなくなっている。もともと商いが非常に薄く、きょうは一段と様子見ムードが強まっているようだ」(国内証券)という。中心限月10年6月限は前日清算値に比べて0.5ティック高い99.555での推移で、出来高は2600枚程度と取引は低調。
日銀の政策見通しに支えられ、国庫短期証券(T‐Bill)や2年債などの短期金利は低位での推移が続いている。金先も、当面の低金利政策の維持を織り込み「上下どちらかといえば上値余地(金利の低下余地)の方が大きいだろう」(同)とみられているが、目先、上値試しをするにはさらなる手掛かりが必要だという。
<13:55> 財政拡大が材料の売りは一巡、焦点は景気や償還需要に
前週の10年債入札が不調に終わったことで需給不安の強さが明らかになり、5年債入札も投資家動向が懸念されていたが、10日に藤井財務相や菅国家戦略相から長期金利上昇への懸念や国債発行を44兆円以下にとどめるといったような発言が出て以降、財政悪化を警戒した売りの勢いが和らいできていた。このところ数日は国内機関投資家の長期債の買いが目立つなど市場の雰囲気が好転、きょうの5年債入札も結果的には順調に通過し、目先はファンダメンタルズの弱さや来月の国債大量償還を見据えた需給改善期待が強まっている。「ここ数週間はマーケット全体が売り方向に傾き、テクニカル的にも売りを示唆するものばかりだった。水準感を無視して売りが出ていたので、その分、戻りのスピードも速いのではないか」(外資系証券)との声も出ている。
<13:38> 円債市場は一段高、入札を順調に終え上昇に弾み
円債市場は堅調な地合いを維持している。国債先物12月限は一段高前日比50銭を超える上昇となり、一時は138円38銭まで上値を伸ばして10月23日以来の高水準をつけた。5年債入札が好調な結果となり、短期筋の買い戻しが加速し上昇の勢いがついたという。長期金利は同4bp低い1.385%と約1週間ぶりの低い水準に低下、2年から20年まで金利に低下圧力がかかっている。
市場関係者の推計によると、5年債入札の大口落札先は、野村証券3002億円、みずほ証券1956億円、バークレイズ・キャピタル証券1877億円、モルガンスタンレー1812億円、ドイツ証券1267億円、メリルリンチ証券1010億円、など。一方で「都銀勢の買いが積極的に入ったかは不透明」(外資系証券)との声も出ている。
<12:51> 5年債入札は順調、国債先物が上昇幅を拡大
財務省が発表した5年債入札の結果は、最低落札価格100円03銭(最高落札利回り0.6930%)、案分比率24.9812%、平均落札価格100円05銭(利回り0.6890%)となった。応札倍率は3.70倍で前回の2.17倍から大幅に上昇。事前予想の範囲内ではあるものの、順調な結果として好感されている。
国債先物は好調な入札を見込み、午後の取引開始直後から強含み傾向。12月限は午前の高値(138円04銭)を超えて上昇、入札結果発表の後には一段と上昇幅を広げて一時、前日比31銭高の138円17銭まで上値を伸ばしていた。現在は同25銭高の138円11銭と高値圏での推移。
<11:33> 5年債入札の最低落札価格100円02銭前後か、一定の需要集めるとの見方
財務省が入札を行っている5年利付国債入札(表面利率0.7%、第85回債と銘柄統合)は0.690─0.695%での取引。マーケットでは、午前の取引水準を踏まえ、入札での最低落札価格は100円02銭前後、平均落札価格は100円04銭前後が予想されている。入札に関して「1000億円の増額や、前回債の入札が低調だったことから不安な面があるが、今回は相場が持ち直しているため、ショートカバーや銀行勢を中心とした一定の需要を集め、無難な入札結果になる」(国内証券)との見方が出ていた。
<11:26> 翌日物0.10%中心、運用希望強いが調達は限定的
無担保コール翌日物は0.10%を中心に取引された。準備預金の積み最終日をあすに控えているが、多くの金融機関は資金繰りに大方のメドをつけており積極的に資金を調達する動きはみられない。積み最終日の取引であるトムネ(翌営業日スタートの翌日物)も0.10%を挟んだ取引で、大手邦銀の調達希望は0.09%程度と翌日物と変わらず。資金の調達側にまわることの多い大手都銀も、一部ではインターバンク市場の1週間物やレポ市場で資金を出しており、資金余剰感の強さがうかがえる。
レポGC取引では、13日の積み最終日、16日の新しい積み期の開始日、17日の国債発行日と需給が締まりやすい要因が重なり、16日スタート分の翌日物は通常に比べると、若干高めの0.13─0.135%程度での推移。もっとも、日銀の資金供給オペでレポ金利の急上昇は抑えられており、国債買い現先オペの利回りも横ばいが続いている。
<11:08> 国債先物は続伸で午前終了、長期ゾーン堅調で買い戻し
国債先物は続伸で午前の取引を終えた。中心限月12月限は、きょう実施の5年利付国債(2兆4000億円、2014年9月20日償還)の入札を控えていることに加え、11日の米金融・債券市場がベテランズデーで休場なため、手掛かりに乏しく小反落でスタートした。その後は、現物債で長期ゾーンがしっかりした展開となったことから、短期筋からの買い戻しが優勢となり、強含みで推移した。12月限は4日以来となる138円台を回復した。財務省が入札通告した5年利付国債は、0.7%クーポン、第85回債のリオープンで決着。クーポンが前回債から0.1%引き上げられたことや、相場が持ち直しているため、無難な入札になるとの見方が増えている。きのう買われた超長期ゾーンの金利は上昇基調となった。
国債先物の中心限月12月限の前引けは、前日比18銭高の138円04銭。10年最長期国債利回り(長期金利)は同2bp低下の1.405%。
<10:35> 国債買い現先オペレートは横ばい、地合い変わらず
日銀が実施した国債買い現先オペ(11月16─17日)は案分レート0.130%、平均レート0.131%。レートは前回分から横ばいとなった。オペレートについて、市場では「レポGCのスポネレートはやや上昇基調にあるが、その影響は出ていない。オペの地合いは変わらず落ち着いている」(短資会社)との声が聞かれた。もう1つの国債買い現先オペ(11月16─24
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